いいアルバムだよなぁ
何度聴いてもバックダンサー→憑坐の流れが痺れる
秘封シリーズ最新作「七夕坂夢幻能 〜 Taboo Japan Disentanglement.」発売以来、通勤の最中に、昼休みの合間に聴き通しています。聞く度に自分の中の秘封脳みたいなものがどんどん刺激されるのは、やっぱり神主の音源と歌詞カードの成せる業と言っても過言ではないでしょう。
オリジナル曲を中心に、今回のアルバムは２０１７年以降の作品からも名曲を集め構成された本作。オリジナル曲の中で気に入ったのは「夢幻能 ～ Taboo Marionette」ですね。道中曲のような雰囲気を纏った格別派手ではない曲なのですが、アルバムコンセプトや物語の展開を考えると、世界の転換を象徴するような非常にいい楽曲に仕上がっていたように思います。ちょっと不安を煽るような曲調がクセになりますね、ハイ。
そしてそこからの「クレイジーバックダンサーズ」「憑坐は夢と現の間に ～ Necro-Fantasia」ですよ。もうね、ここからの曲の移り変わりと盛り上がり、そして蓮子とメリーに降りかかるあれこれが本当にたまらない。過去いろんな形で幻想郷と関わってきた二人ですが、今回は間違いなくバックドアに誘われてますよね。そして誘われた先で待っていたもの――それは果たしてメリーなのか、はたまた八雲紫だったのか。テキストからそんな物語を空想させてくれる繋ぎが実に最高でした。
そしてアルバムのラスト前に流れる「秘匿されたフォーシーズンズ」ですよ。ねぇ、八雲紫だけじゃなく摩多羅隠岐奈までって。過去これだけ幻想郷の賢者に触れたアルバムがありましたかってレベルで今回はまじですごかった。そして二人の物語はこれからも続くって感じで終わっていくのが非常に良かったですね。
再翻訳が未だに作られてるのいいな
ニコニコで未だに「東方再翻訳」タグで検索して動画を見ている人間なので一刻も早くニコニコの復旧が望まれるLITさんですこんばんは。
「東方再翻訳」とはなんぞや。
ズバリ、「Aという楽曲をB（作品）風にアレンジ」というコンセプトで作られたアレンジ楽曲のことです。
聞くのが早いですね。こういうのです。
元々神霊廟の曲であるリジッドパラダイスを、最新作獣王園風にアレンジしたというのがこれです。こういう、作品ごとの特徴を捉えたアレンジが非常に好きで。元々ニコニコでも長い間投稿され続けていたジャンルではあったんですが、まさかYoutubeでも作って投稿し続けてくれている人がいるとは。いやはや、うれしいものです。
鬼～虹っぽいアレンジですかね。コメントにもありますがこれは１０点中１１点ですわ。
