呼吸もしなくていいなんて夢のようだ
フジリュー版封神演義は今でも読み返したくなる
スイスで安楽死用のポッドを使ったというニュースが話題になっています。
シャフハウゼン州の警察によると、女性は23日に「サルコ」という会社が作ったポッド型の機器を使用して死亡したとされる。これを受け警察は、自死を勧め、幇助(ほうじょ)した疑いで「複数の人物」を逮捕したという。
このポッドを最初に見た時思ったのが「太上老君って最初こんなのに入ってなかったっけ?」というものでした。
「いやいやLITスースそれは違うッスよ太上老君が身に纏っていた怠惰スーツは宇宙服めいた見た目ッスよ」
心の中の四不象が筆者をせせら笑っていますが、そう頭によぎってしまったからには仕方ありません。なんとなく見た気がするのです。この際そんな構図がなくても構わない。公式が無いって言ってるだけで筆者の中ではあるんだからほっといてくれ。
……というわけにもいきません。
このためだけに封神演義18巻(デジタル版)を購入し、
実際に読んでみた。
結果が、これ!
いーーや思いっきり怠惰スーツじゃねぇか!
ってことで筆者の思い違いでした。恥ずかしさのあまり封神台まで魂魄が飛ばされそうですハイ。えっ、お前は仙人じゃないって? いやまぁ桃が好きくらいしか共通点はありませんけども。
あとはやっぱ聞仲のかっこよさだよなぁ
中二心をくすぐられたのは普賢真人、性癖をくすぐられたのは竜吉公主。今は太公望のような大人になりたい。
あらためましてこんばんは、LITさんです嘘をつきました別にクソガキ時分に竜吉公主を見てよからぬ思いを抱いたことはありませんむしろ今ですなんだクソ可愛いじゃねぇかフジリューてめぇこのやろう。
なんだかんだ封神演義という作品全体を通して一番好きなのは、他でもない太上老君なんですよ。なんとも言えない脱力感と、本気を出したときのバチボコな強キャラ感。
昔から、このギャップがたまらなく好きでした。今でも好きです。こうやって生きていたいまである。というか怠惰スーツが欲しいまであります。だってあの中は絶対に安全なんですもの。あの中でずっと寝て過ごしたい。快適な睡眠を思うがままに貪り尽くしたい。それが理想の生き方に決まってますそうに違いありません。
しかしまぁ、思い出してみると封神演義は見事に中二心をくすぐり地獄で攻め続ける作品だったわけで。宝貝がねぇ、どれもいいんですわ。上にも書きましたが、普賢真人の宝貝「太極符印」これが実に中二心にぶっ刺さる。
元素を操るなんて、剣と魔法のファンタジーと精霊魔法で育った人間にしてみたら垂涎物でしかありません。その上、太極符印の最強技が”核融合”だというのだから、もう完璧の極みです。素晴らしい、実に素晴らしい。
あぁ、封神演義の話をしたら読み返したくなりました。実家で発掘してくりゃよかったなぁ……
時が経ってもいい曲です。いやまぁアニメは見てないんですけどもね。
リメイクしないかなぁ。
えっ、した? いやいや、そんなまさか。