ゆたんぽを抱いて寝る。

ゆたんぽを抱いて寝る。

猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

本を読むのも訓練が必要なんだなぁ

ならんでもええんやで

 

異世界転生モノがウケる理由についての言語化が最適だった

三連休最終日、筆者は秋葉原で酒を飲んでいました。

時間は21時過ぎ。&UNDERの店内には、筆者の他に椅子で寝息を立てている常連と海外からの観光客のみ。久々の”なんでもない”日のUNDERは、やっぱり筆者にとって重要な場所なのだと改めて感じさせてくれるものでした。気軽に飲みに行ける時間がもうちょっと増えたらいいねと思いながら明日もまた仕事に身をやつすわけですが、それはそれとして。

 

異世界転生モノが流行っている理由について、実に最適解めいたものを聞きました。

それはズバリ「どんなク◯アニメでも第一話で主人公に対して世界の説明、仕組みの説明がなされるので安心して世界を理解できる」というもの。

ははぁこれは確かにその通り。そこが異世界ではなく”既に当たり前のようにある世界”だとしたら、当然主人公をはじめ登場人物たちに世界の説明は不要です。もちろん記憶喪失だったりその世界におけるイレギュラーであったりに対しては必要な説明はありますが、ここは日本で総理大臣がいて、という説明を第一話でする必要はありません。

そこが「異世界」だからこそ、そこに迷い込んできたあるいは転生されてきたもしくは召喚されてきた主人公には世界に対する説明がなされます。なされるからこそ、視聴者としても第一話で必ず世界に対する理解が出来る。そういう説明を聞いて非常に腑に落ちました。もちろん異世界転生モノだからって必ず転生してきた場面から書く必要はないのですが。榊一郎先生の「蒼鋼の冒涜者」はそのタイプでしたしね。

どっちがいいとか悪いとかという話ではなく、ひとつの技法として異世界転生モノの便利さを知ったLITさんでしたとさ。まぁ流行り物アンチなのでしばらく読まないし見ないと思いますが。

 

久々に頭をフル回転しながら読んでますがやっぱり楽しいです

ウィザーズ・ブレインも折り返しのⅤ(下)までやってきました。こんばんは、LITさんです。

いやまぁⅥ以降は上中下だったり明らかに一冊が分厚くなっていたりもするので明確には折り返し感はないんですが、一応Ⅹで完結の作品なのでこれで折り返しです。

 

さて、本作は言わずもがな「全く説明のない」作品です。いや厳密には世界観の説明はⅠの早々に、それこそ第一部の時点で地の文でされているわけですが、如何せんI-ブレインについては魔法士の数だけ特徴があるわけで。Ⅳあたりまでいってようやく炎使いがどういう特徴を持つ魔法士でそれが一般的な魔法士の型の1つだと知るというね。そもそも天樹錬をはじめイレギュラーから触れて後追いでレギュラーを知るという作品構成なので、本当に頭を使わないと描写がうすぼんやりとしたものになってしまいがちです。特に騎士が絡む戦闘においては身体能力制御や自己領域の展開によって周囲の時間が相対的に遅くなるというのを脳内で映像化した際に処理しないといけなかったり縦横無尽に飛び回るための部屋の構造を構築したりと、まぁまぁやることが多いわけです。

一応言っておきますが、ちゃんと説明はされています。ただ、どれも物理学に由来する最低限の知識とそれを踏まえた世界の構築が自分の脳内で出来ていることが前提であるがゆえに、なかなかどうして想像力とある種の読解力が試されるわけです。

そう考えると、子供の頃からどっぷりとファンタジー……こと、剣と魔法のファンタジーに触れ続けたのはある意味訓練だったのかなと思うわけで。まぁそんなことを言っておきながらされ竜は二度に渡って挫折してるんですけどねこの人。死ぬまでに三度目のリベンジを挑みます。

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