親父と遊ぶシリーズ三日目です
まだ帰っとらんかったんかと言われそうですが、結局二泊して帰っていったウチの親父。昨日は我が家に泊まり、朝は近所の銭湯からスタートでした。そのまま朝食もそこそこに電車に乗り、向かった先は――鎌倉です。
いざ鎌倉
予想最高気温30度とかいう最早10月とは一体……みたいな異常気象の中鎌倉に降り立った筆者と親父。実はLITさん、初鎌倉です。ということで、定番ながら段葛を通って鶴岡八幡宮に向かいます。
鎌倉といえば、ご存知鎌倉幕府。いい国だかいい箱だかを作ったでお馴染み源頼朝ゆかりの地です。いい箱ってなんだよ頼朝はライバー事務所の社長かなにかか武装農民系Vtuber集めてブシライブでも始めたんか、などという突っ込みはさておき。
頼朝の時代――厳密には頼朝の子どもである、のちの二代将軍頼政が生まれる前に作ったこの段葛、見事に鶴岡八幡宮から海まで一直線に見える素敵な仕様になってまして。鶴岡八幡宮から見下ろすとそれがわかるんですね。いやはや頼朝っていうか北条政子すげーな。
そんなこんなで段葛を通り、無事鶴岡八幡宮に到着。
観光客は多かれど、このあとの江の島に比べりゃまだ落ち着いてる雰囲気です。のんびり回れて楽しかったですね。あとどこを見ても三つ鱗の紋があったのが特徴的でした。さすが北条家。伊達に時の勇者やってねぇぜ(違う)。
その後、建長寺そばの点心庵でお昼。
けんちん汁セット1100円。
なんと皆さんお馴染みけんちん汁、実は建長寺が発祥なのだとか。建長寺で作られた汁物だから建長寺汁、それがいつしか訛ってけんちん汁になったんですって。その建長寺から直々に製法を教わって作っているというこのけんちん汁がねぇ、まじで美味かった。汁物と侮るなかれ、ちゃんと出汁の旨味や具材の美味しさが出ているのだから本当に美味い。これでメシが食えるまであります。
煮物やおにぎりもホッとする味で、やっぱり和食って美味しいよなと再確認させられましたね。
お腹も膨れたので建長寺へ。
鎌倉に無限に点在する寺院の中でも屈指の広さを持つ建長寺。その歴史の長さが伺えます。時間で説法を聞けたりもするのだとか。観光客、特に団体客が多かったのが印象的ですね。そのまま奥へ進み、庭園を眺めながらまったり。
この庭園、見える場所に椅子が置いてあるのでまったりと寛げてよかったです。あと庭園自体が綺麗だったのもありますね。紅葉の季節は見頃なんだろうなぁ。
どこへでも現れるトライフォースもとい三つ鱗紋。さすが北条家。
お前こんなところにおったんか。これが元ネタなんですねぇ。
そんなこんなで寺を巡りつつ、江ノ電に乗って移動です。
4ヶ月ぶり2度目
なんだかんだこの時点で1万歩は歩いてます。30度近い気温の中歩き続けるものだから、そりゃあもう汗はだくだくですよ。いや、歩いたつもりじゃなくて。本当に歩いてるから。そのだくだくじゃないんだから。
江ノ電で江の島まで移動している間、椅子に座りながらウトウト……相当疲れてますねこの人。しかしながら、江の島まで行って江の島に渡らないのは勿体ない。江の島大橋(660m)を徒歩で渡り、4ヶ月ぶりの江の島上陸です。
いやぁ、前も思ったんですが圧倒的観光客。すげぇ量の観光客です。みんな江の島に何を求めにやってくるのか。いやまぁ江ノ島神社なんでしょうけれども、それにしたってですよ。前も思ったんですが参道もエグい人だし、ここまで1万数千歩の道のりで足は悲鳴上げてるってのに結局神社登ってきたし。
ほんと課金してエスカレーター使えばよかった。まぁでもちゃんと登ってなんぼみたいなところもありますしね。
下山して流石に疲れがマックスだったのもあり、店に入って海鮮と洒落込みます。
上からイカの丸焼き、ホタテバター、サザエつぼ焼き。もうね、どれも本当に美味しい。なんだかんだ言って漁師町だなぁと。ちゃんと新鮮で美味しい海鮮が食べられるってのはいいものです。しらすだけじゃねぇんだなと改めて実感。ごちそうさまでした。
と、ここまで堪能して本日の旅は終了。
家に帰る途中メロブに寄って買い物して帰れたので筆者としては満足です。
偉い人は言いました〝欲しい本は発売日に買え〟と。
— LIT/litoruman (@hibihibi6969) 2024年10月19日
「魔王を斃した後の帰り道で」(富士見ファンタジア文庫・榊一郎/芝
「スパイ教室12」(富士見ファンタジア文庫・竹町/トマリ)
大好きな作家さん二人の新刊が並ぶ嬉しさよ…… pic.twitter.com/Bf2qV5E52n
他にはウィザーズ・ブレインⅥ上中下をまとめ買い。読むぞ。