地元の銘酒です
人の誘いにはホイホイ乗りますが、自分から誘うことはめったにないです
「今出張で東京にいるんだけど、仕事終わったから飲もうぜ!」
お前もう友達じゃんくらいのノリで親父が電話をかけてきたのが、18時過ぎ。とっくに定時は過ぎていますが、筆者も筆者でやらねばならぬ事が多いのです。さて、どうしたものか。
「じゃあ、19時に仕事場の最寄り駅で!」
どうしたもこうしたもありません。人の金で飲む酒は美味いと辞書にも書いてあるとおり、人の金で酒を飲むイベントを断る理由は、筆者にはありません。仕事はどうにでもなる。明日の自分がなんとかしてくれる。そういう思いで仕事をぶん投げて親父と合流することにしました。
「今日は早いんだね~」
同僚に見送られながら仕事場を出たのが、19時の少し前。いや、定時過ぎて仕事してるのはお互い様でしょう。早いも何も、この時間までやってる時点で遅いんですって。雨が降る中、駅の改札で親父と合流。そのまま駅近くの居酒屋へ直行です。
年々、親父との飲みがハードになっていく
親父は親父で、ここへ来るまでの間に一軒目を終わらせてきたとのこと。仕事終わりの懇親会的なアレですね。ただメシは殆ど食べてなかったようなので、それならガッツリ食べられる場所でもいいなということでお店を選びまして。
出汁巻きに、タコのお刺身。あと写真は撮ってないんですが焼き鳥の盛り合わせに、サバの干物etc...
まぁーーーー3*10+n歳(0≦n≦9の自然数とする)と還暦過ぎた親父の二人でよく食べること食べること。ほんとね、お互い食だけはずっと太いままです。そんでもって、酒もまぁ進むこと進むこと。筆者は一杯目はビールでしたが、親父は前述の通り一軒目を終えているので、初手日本酒です。
そこから筆者も二杯目以降は日本酒へシフトし、二人で一升くらいは飲んだんじゃないかなぁという程に飲みました。いやまぁそれでも一人五合計算ですから、然程でもない――ことあるか。ダメなんですよ、日本酒って無限に飲めちゃうから。でもって次の日にヘロヘロになりやすいんだから。とりあえず家まで寝過ごすこと無く帰れたので、まだまだ行けるなと確信しました。東京まで来て地元の酒を飲む男二人。これもまた自由な飲みのいいところですね、ハイ。