次はジョイサウンドがいいな
深刻なカラオケニウム不足
月末だろうがカラオケに行きたい。
そう思う瞬間が皆さんにもきっとあるはずですあるに決まってるあることにしておけ殺すぞ。
とまぁ、そういう人間誰にでもある欲望に駆られたLITさんでしたが、生憎と家の近くに良さげなカラオケ屋がない。試しにGoogleマップで自宅を開き「付近を検索」から「泣きぼくろの可愛い眼鏡美少女バイト店員のいる小料理屋」で検索してみましょう。ほらね、全くヒットしませんこれだから閑静な住宅街って謳ってるなにもない駅は困る。
一億歩譲って「カラオケ」で検索しても、出てくるのはカラオケパブやらカラオケスナックやらカラオケ喫茶やらと言ったノイズばかり。違うんだ、俺はカラオケがしたいんだ。ドリンクバー飲み放題ですって言われて渡されたグラスに延々と水だけ注ぎながら4時間でも5時間でも一人で歌い続けるというのをやりたいんだ酒なんて要らねぇんだ引っ込んでろ。
などと憤慨しつつ、試しに仕事場の近くで検索したら無限にヒットするじゃありませんか。それはそう。だって都内でも比較的乗降人数が多い駅だから。毎朝通学するJKを眺めるのだけが生きがいでs嘘です。よし、仕事終わりにカラオケと洒落込もうじゃねぇか。
一人旅も一人カラオケも、お一人様に厳しい世の中
ここ何年でしょうか。一人カラオケ――ヒトカラに厳しい社会が形成されはじめたのは。
LITさんいきなり何を言い出すんだついに気でも違ったか。いやいや、筆者は至って真面目です。これを見れば筆者が何を言いたいのかおわかりになることでしょう。
某カラオケ店の料金案内なんですが、下に小さく「お一人様でご利用の場合は、料金が異なる場合がございます」と書いてあるのがおわかりでしょうか。これなんです、これ。いつの頃からか、ヒトカラの場合は料金が加算されたりそもそも一人でフリータイムが利用できなかったりと、実質ヒトカラ値上げというかヒトカラ増税というかヒトカラ搾取のようなことが行われているんですよこれを許していいんですかえぇい自民党め!(違います)
本筋からは外れますが、より一人に厳しいのは観光業界。地方へ旅に出るなら、せっかくだし温泉宿にでも泊まって美味しいご飯に舌鼓を打とう。そんなことを考えて宿を探すも、まぁものの見事に宿泊人数1名で検索した瞬間プランが消失する。もしくは1人で泊まろうとするとアホみたいな値段を請求される。こういう仕打ちにLITさんはひたすら遭い続けています。えっ、だったら友達でも恋人でも誰かと泊まればいいんじゃないかって。宿が架空の友達を許してくれるならそうしてますよ!!!!
カラオケも本当にそう。1人だと言った瞬間に門前払いされたり料金が高くなったりフリータイムを断られたり、とにかくひどい仕打ちを受け続けている筆者としては、どこの店を選ぶにしても慎重にならざるを得ないわけです。さて、どこの店がいいか。
カラ鉄、お前に決めた
仕事をサボって、カラオケ屋のHPを見て回ります。
A店……フリータイム3時間保証3000円※二人以上
却下。
B店……フリータイム無し
論外。
カラ鉄……17時~5時まで2500円ドリンクバー付き
待って待ってなにそれドリンクバーが付いて、最大12時間滞在できて、それで2500円!?
なんだこの神がかってるサービスは。テレワークにもご利用いただけますってことは、それはもうお一人様大歓迎ってことでしょうしらんけど(そうでした)。デジタル会員限定なのでアプリを落とし、サクッと会員登録を済ませたらあとはアプリもしくはネットから予約をするだけ。たったこれだけで、12時間カラオケの権利が得られるの控えめに言って神、いや鉄人過ぎませんか。仮に金曜日に12時間滞在したら1時間あたり204円の計算。都内は平気な顔して30分500円とかやりやがる世の中において、この価格は本当にバグってる。
秒で予約しました。この間仕事はもちろんサボってます。
ヒトカラしか勝たん
19時前。仕事を無理やり片付けて(連休の自分に託しました)、予約した店舗に向かいます。受付でアプリの会員証を見せて、それはそれとして受付票に記入。なんでここでダブるんだろうとか思いましたが、「ゴフリで予約した」と伝えると本当に朝5時まで2500円ですねって言われるんだからやばい。ドリンクバーももちろん付いてます。
部屋の中はかなり綺麗で清潔感もあり、トイレもしっかり清掃が行き届いた綺麗な内装でした。もうね、都内の夜のカラオケ屋でこれが揃ってるって時点で最高です。酔っ払いが転がってるとかゲロが巻き散らかされてるとかそういうのが一切ない。ドリンクバーも注文方式じゃなくグラスを自由に交換できるシステムなので待ちも邪魔もないのが最高です。
ということで歌いましょう歌ってきました楽しかったですこれです。
満足しました。 pic.twitter.com/fVlepJgDxD
— LIT/litoruman (@hibihibi6969) 2024年11月1日
帰ります。 pic.twitter.com/1TsZT361PD
— LIT/litoruman (@hibihibi6969) 2024年11月1日
テーマはありません。とにかく思いついた歌いたい歌をひたすら歌う。これだけです。ラインナップがここ数年変わってないのは年をとった証拠ですが、それでも56曲(うち1曲は途中断念)はかなり歌ったほうではないかと。ほぼほぼ歌い慣れた曲ばかりでしたが、やっぱりこういうカラオケが一番楽しい。社長と飲みに行った2軒目のスナックでは歌えないような曲がね、やっぱり一番歌ってて楽しいんですよ。本当はまだまだ特撮とまっきーを遺していたわけですが、さすがに5時間56曲が限界でした。
あぁ、そうだ。これだけ歌い倒した曲の中で唯一と言っていいほど歌った数が少なかったのが、コレ。
言わずとしれた第3回東方M-1ぐらんぷりED曲にして藤宮ゆき歌唱楽曲の中でも屈指の名曲「星色夜空」
藤宮ゆき歌唱楽曲というなんとも奥歯に物が挟まったような書き方なのは、この曲がいえろ~ぜぶら名義の曲じゃないからなんですがまぁそれはそれとして。
筆者の記憶をひっくり返しても、おそらくこの曲をカラオケで歌ったことって1度あったかなかったかじゃないかなと思うんですよ。だから「ダメだったら消そう」くらいの気持ちで入れてました。ヒトカラはこれが出来るからいい。この曲の後に「Nowhere Girl」を入れてたのは完全に保険ですこれは1億%歌える。
いやぁ……歌えるもんだ。この曲はホント、上の手書きMADとあとは東方M-1のEDで繰り返し聞いてただけだったんですが。それも、ここ数年は特に意識して聞くこともなかったわけですが、それでもちゃんと歌える自分に驚いてしまいましたね。メロが流れた瞬間スッと歌える自分がいて、いやはやすごいもんだなと。あとやっぱり歌詞が最高ですよね手書きMADの影響もあって完全に地霊マリアリソングになってますねいいものですまぁでもLITさん地霊殿は魔理沙Bが好きなんですがね言わずもがなEDにパチュリーが出るからですパチュマリしか勝たん。
というカラオケでした。また行きます。カラ鉄さんありがとうございました。