ゆたんぽを抱いて寝る。

ゆたんぽを抱いて寝る。

猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

人はやっぱり先入観から抜け出せない生き物なんだなぁ

筆者の人生もハンデしかありません

 

どこをどう見たらそうなる

「LITさんって、キャンプとかやってそうですよね」

同僚がそんなことを言うものだから、思わずPCに向かう手を止めてしまいました。

どこをどう見たらキャンプなんざやる陽キャアウトドア人間に見えるのか。キャンプとは真反対に位置する陰キャインドア人間と書いてLITさんと読む人間ですよこちとら。

「えー、めっちゃキャンプとかやってそうなのに」

そう言い放つ同僚は休日ごとに友達と遊んだり旅行に行ったりダイビングに行ったりするというのだから、同僚こそキャンプが似合いあそうな陽キャ人間です。

「いやいや、全然陽キャじゃないですから」

そんな謙遜をする同僚ですが、忘年会の二次会でスナックの女の子相手にこなれた感じで話すその姿はまさに陽キャ人間そのものでしたね。LITさんはああいう生き方はきっと無理です。

 

冬の洗濯物問題

今の家に引越をして、一人暮らし人生において初めて外干しが出来る家になりました。

厳密に言えば一個前の家もその前の家も外干しできるベランダと外干しできる洗濯物干しの機構がついてはいたのですが、如何せんマンションによくあるこういうタイプ

だったもので、丈の長いズボンが干せなかったりそもそもの日当たりがあまり良くなかったりと、避けていたというのもあります。

今回の家はその手の機構がない代わりに物干し竿を取り付けるタイプなので、最大4mまで伸びる物干し竿を買って取り付けたのが6月の頃。2mを超える長尺の物干し竿を持って休日の山手線に乗り込む筆者に向けられた視線は、さながら壁の向こうからやってくる巨人に向けられるそれと似たようなものでした。

夏の間はそれはもう快適に外干しが出来ていたのですが、ここ数日急激に寒くなり、状況は一変。外に干しても夕方ギリギリまで粘らないと乾かないことが続いてしまい、部屋の乾燥解消の意味も込めて部屋干しに再びシフトしています。だってほら、夜になったら洗濯物が逆に湿気ってしまうじゃないですか。そうやってシケシケになってしまった可哀想な洗濯物を、筆者は幾度となく見てきました。なのでしばらく外干しはお預けかなぁと思いながら街を歩いていると、意外なことに外干しを続けるご家庭が多いじゃありませんか。それも、夜中になっても干しっぱなしなご家庭の多いこと。

えっ、それは取り込み忘れなんじゃないの? その洗濯物湿気っちゃわない??

勝手に他所様の洗濯物が心配になりますが、まさか「すみませーん通りがかりのものですが洗濯物取り込まなくていいんですかデュフフ」なんて尋ねていった先が一人暮らしの女子大生だったとしたらその時点でお縄案件確定です。筆者の本名を世に晒すにはまだ早いのでそれは無理である以上、スルーしながら家路に就く日が続きました。

そんなとある日。

珍しく朝からちょっとあったかい日がやってきたので、ここぞとばかりに洗濯物を外干ししまして。昼すぎにちょっと用を済ませるつもりで出かけたのですが、これが思った以上に遅くなり、帰る頃にはすっかり日も落ちてしまっていました。これはシケシケまみれの洗濯物にがっかりする未来しか見えない。そう思って洗濯物を取り込むと、意外や意外、綺麗に乾いているじゃありませんか。生乾きの嫌な匂いは一切しません。そこで気付きました。

冬の東京の、この容赦ない乾燥。肌だけじゃなく、洗濯物までカラッカラに乾かして余りある乾燥度合いなのだと。だから都民はこぞって夜中でも洗濯物を干しっぱなしにしておくのかと。放射冷却だの霜が降りるだのそんな心配は東北以北のクソ田舎にしかないのだと、この時に悟りました。これ以降は喜び勇んで仕事に行く前に外干し→帰ったら取り込むという生活を続けています。快適な洗濯環境に乾杯。

なお、この数日後に帰り際大雨に振られ洗濯物が全滅することになることを、このときの筆者はまだ知らない。ヤバそうなときは大人しくコインランドリーにします。


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