ゆたんぽを抱いて寝る。

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土曜に渋谷で「人間」になってきた話(第2回『人間』感想)

楽しい「人間」の時間でした

 

第1回から1年。ようやく俺も「人間」になれた(ラジオは毎週聞いてますが)

東京カルチャーカルチャーで開催された第2回「人間」に行ってきました。便宜上「人間になる」という表現をしましたが、常日頃から筆者は人間です。いや、果たして本当にそうなのか。日々をただ雑然と生きているその時間は、人間なのか。人間とは一体なんなのか。思考と相対こそが人間としての営みなのではないか。あるいはそれすら「人間」という枠組みに誰かが押し込めようとする策略なのではないか。

先に言っておきますが、そんなイベントではないです。

4月からトカトントンチャンネルで始まったラジオ「人間トカトントン」の延長線というか、ヒトトントンの先駆けになったのが去年開催された第1回「人間」だったというか、まぁとりあえず皆さんラジオをね、聞いてみればいいと思うのですよ。

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ということで「人間」になってきた記事です。内容は一切触れません。参加した人だけの宝物だからね。

 

トークイベントとも、ラジオの公録とも違う。これが「人間」か

東京カルチャーカルチャーのキャパは……どれくらいだったのでしょうか。筆者が100番台で呼ばれた時にはまだ後ろに列があったので、150人くらいだったのでしょうか。時間になって出囃子と共に登場した人間3人が、拍手で出迎えられました。ある意味不思議な空間ですよ。ラジオのファンという垣根を超えて、ある意味ここに集まったお客も含めた全員がこれから「人間」になろうとしているのですから。

前半は、あらかじめ用意されたトークテーマについて3人が持ち寄った話とそれに関するトーク。ラジオでもそうなんですが、鷲崎さんと青木さんがふたりとも脇道に逸れず(逸れる場面もそれなりにありましたが)トークテーマと真正面から向き合ってる、という構図がやっぱり面白い。2人が存在しない何かをあたかも存在するかのように作り上げ、なんだかよくわからないながらも面白い、というエンタメになっていくのを9年以上見てきた人間にとって、こういうスタンスの番組、イベントは大変に面白い。そこに前川さんが入って、また3人が3人全く系統が違うからこそ面白い。「自分」という存在に対してどこか他人行儀で、どこか俯瞰で見ているが前川さんと、「自分」という過去から現在に至るまで常に何者かであり続けた青木さんと、何者でもないという「自分」をずっと持ち続けている鷲崎さん。

感性の違う3人がトークテーマに対して考え、向き合い、それでも会場に度々笑いが起きるのは、あるいは人間トカトントンを始めて3人がぐっと仲良くなったからなのだろうかと、振り返って感じます。

後半は会場のお客さんから寄せられたメールを元に、再びトーク。観客人間のメールは壇上の出役人間が持ち寄ったものとはまた違った切り口で面白く、それを3人が受け止めて、咀嚼して、話をどんどん膨らませていく。そして思いもよらなかった場所に着地していく。この着地点が読めないというのは普段のラジオでも度々耳にする光景ですが、少なくとも全員が同じ山をちゃんと登って頂上から降下する、というところまでは足並みをそろえようとしているわけで。そういう面白さが人間に、そして人間トカトントンには詰まっているのだと改めて気付かされた、そんなイベントでした。

楽しい人間の時間だったので、是非ともまたやってほしいものです。御三方、楽しい人間の時間をありがとうございました。

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