
虚構と言えば
7年と2ヶ月前にきっと読んでたはず
にいちさんのニコニコ静画連載マンガ「少女アラカルト」
この中でも、超長期連載となった「
7年2ヶ月前っていうと……2018年7月。あぁ、間違いなくLITさんニコニコ静画で第一話を読んでますね。そもそもにいちさんは静画の中でも珍しくフォローしていた方なので、更新はニコレポに上がってきますから。「現実~」以前から連載していたシリーズは読んでいたので、その流れで読んでいたと思います。
だからというわけではありませんが、なんだか友達のような、遠い親戚と言うかギリギリ結婚式に呼ばれるくらいの間柄のような、そんな関係性を勝手に夢想していた自分がいて。お陰様で、最終話は読みながら自分でも退くほどボロボロに泣いていました。自宅でひとり、30代、ろくに結婚式も行ったことがない人間が、PC前で。
なにはともあれ、無事完結したのはおめでたいことです。これ、その気になれば大学生編などを描けたのをスパッとここで終わりにしたのはすごいなと感心しています。LITさんだったら絶対欲が出て続けちゃうもの。徹頭徹尾、にいちの世界だったなぁ。
だからといって人の結婚式に行きたいなどとは微塵も思わない
人生で結婚式に出たのは一度きり。
こんばんは、結婚式に呼んでくれる親しい間柄どころかまともに友達すらいないLITさんです皆さんお元気ですか。
この年まで呼ばれることがなければ、いよいよ結婚しようとしてる人間は全員結婚が済んでいる、もしくは結婚式を挙げない派なのだろうと安心しています。懸念していた従姉妹は全員結婚したので無事逃げ切りましたし、うちの愚妹に至ってはそもそも呼んで来るはずがないとわかりきっているのでちゃんと声もかけてきませんでしたしね。話の分かる妹で良かった。このまま妹の旦那ともその子供らとも会わずに生涯を終える所存です。
残るは弟だけですが……あいつは筆者と同じかそれ以上に酒カスパチンカスの遊び人。我が弟ながら、あれと結婚しようと思える人間がいたらこちらから逆に会ってみたいまであるほどにちゃらんぽらんな人間なので、特に心配はしていません。仮に結婚をする、結婚式を挙げるとなっても、そこは血を分けた兄貴のことをよくわかっているであろう弟です。どうせ来るはずないと分かってくれていると信じています。
あとはもう、地元の本当に数少ない、今でも数ヶ月に一度勝手にメールで面白画像を送りつけ合う仲の友人がいますが、あいつは筆者以上に趣味人なのでまぁ結婚なんぞしないだろうと高を括っています。仮に結婚したとしても、彼奴もまたLITさんが結婚式に来るはずもないとわかってくれている友人なので問題ありません。「そりゃあめでたいこった」というメールひとつでOKです。
そう考えると、やっぱり友達が少ないどころか皆無というのはつくづく自由で気ままでラクな生き方なのだと思えてきます。「年をとってから寂しいとか心細いとか感じるようになるよ」なんて20代の頃から言われていますが、人生の半分以上ひとりで生きてる以上その心配はないでしょう。どこぞの不登校少年は吸血鬼になることで自由を、日常からの脱却を図ろうとしましたが、それなりの金を手にしてそのための労働だと割り切って生きる割り切りさえできれば、存外自由というのは手に入るのだと……いうのは、きっと子供の頃はわからなかっただろうなぁ。まぁ、子供の頃も別に不自由で退屈だなどと思ったことはありませんでしたが。
よふかしのうた、大変良く出来てました。原作から入った筆者も大満足です。夜は楽しいよ。LITさんは寝てますが。