
エルフ先生もなかなかどうして面白いから困る
単行本で落ち着いて読み直せば読み直すほどわかる、榊一郎先生すごいの感
先月1巻が無事発売になった、榊一郎先生とじまうそ先生コンビの漫画「転生声優は異世界すべてを魅了する」
以前記事にも書きましたが、じっくり腰を据えて読み返すとこれがまぁ大変に良いのです。いや仁木真司郎でニキシンはどうなのよ、とか最新話でニキシンが纏ってる衣装(案)がどっからどう見ても既視感しかないのよとか、そんな話じゃなくてですね。

全部ダメ過ぎる……
1巻(1~3話収録+描き下ろしSS)を読んで、本当に地に足ついていて物語としてしっくり来る、どこを切り取ってもまごうことなき榊一郎作品なんですよ。異世界と現世との違いや共通点への導入とか、召喚・被召喚の関係性や呪文の因果関係、それを使った戦略等々、ほんっっとうに1ミリたりとも無駄がない。やっぱ榊センセすごいわぁと思わせてくれる1冊になりました。
こうなってくると、20日に迫った小説版「最終兵器家族」の仕上がりもまた、楽しみになってくるわけで。
漫画の時点で非常にワクワクが止まりません。ニキシンやエルフ先生がケモっ娘の榊だとしたら、本作は紛れもない眼鏡の榊です。ほんと、たもりただち先生とタッグ組んでくれたのは嬉しみしかありません。
なのはEXCEEDSもいよいよアニメ情報が出ましたね
こちらも、9月に1巻が発売となった「リリカルなのはEXCEEDS」
連載で読んではいるのですが、原作にお金を落とすことでアニメのクオリティが上がるのを期待してちゃんとコミックスも買いました。最近は新作に手を出すのに、こと漫画であればいよいよ電子に手を出すことに抵抗がなくなってきましたね。
コミックDAYSで読んだ部分ではあるのですが、やはりInnocentから付き合いのある川上修一先生ですから、そりゃあ作画の部分は申し分ありません。そして物語そのものは、今まで20年描かれることがなかった中学生編です。一応、Ref、Detの続きとして描かれている(らしい)ことはわかるものの、じゃあこのなのは達がStSにつながるのかと言われるとそれも疑問というね。
なーんて思っていたら、ちゃんと都築真紀先生がコミックスのあとがきでそのあたり言及されていましたね。いやはや、そうきますか。じゃあやっぱりこの物語をLITさんは見届けなきゃいけない。この記事だけでも既に3媒体でバラバラな連載になっていて大変なんですが、最悪コミックスに金落としてでもなんとか読み続けたい所存です。
伝勇伝を終わらせる旅も、近い内に、必ずや。