
インドって言ったらこれかヨガで空を飛ぶアイツしか出てこない
歯医者との戦いが長引いている
今日は朝から歯医者の予定がありましたので、仕事もないのに朝からちゃんと風呂に入り、身支度を整えて都内某所へと向かいます。
こう書くと「キモーイ」「風呂キャン界隈が許されるのは小学生までだよね?」と揶揄されそうですが違います。筆者も風呂キャン界隈その意味くらいは弁えていますが、さすがにそんな物騒な界隈に身をやつすつもりはありません。ただその日が休みで、家から一歩も出る用事がなく、前日にほとんど汗のひとつもかかなった日にわざわざ身を綺麗にする必要があるか、と考えた結果風呂に入らないという日があったりなかったりする程度です。決して面倒というわけではありません。
歯医者もいよいよ大詰め。前回で治療という治療は終わったので、今日は土台を作って次回から久々の銀歯生活が戻ってきます。いやはや長かった。でもいい先生でよかった。あとお店病院の女性がもれなく全員美人と来たもんだ。これは後輩とも話をした持論なんですが、病院の綺麗さと看護師の可愛さは比例する説があるんです。それでいくと、ここの歯医者は間違いなくその法則に従ってます。もっとずっと通っていても構わない。保険適用で合法的に美人を拝めるなら安いものですありがとう日本の保険制度。でも治療はさっさと終わってくれ。
なんでも動画に影響されやすいマンです
世界三大珍味と言えばトリュフ、キャビア、フォアグラですが、世界三大炊き込みご飯と言われてそれがぱっと思い浮かぶ人は果たしてどれくらいいるでしょうか。答えはパエリア、松茸ご飯、ビリヤニなのですが、答えを聞いても全くピンとこないのは筆者が日本人だからなのか、あるいは誰かが勝手に世界三大炊き込みご飯などと触れて回っているだけなのか。いずれにせよそのどれも筆者は食べたことがなく、唯一日本人なら接しやすいであろう松茸ご飯ですら、永谷園の松茸の味お吸い物が関の山ときたものです。
パエリアは20年以上前に鈴木鈴先生の名作「吸血鬼のおしごと」でシスターが吸血鬼相手に振る舞って相手を瀕死に追いやるというサタンも真っ青な所業をした料理という認識でしかありませんし、ビリヤニはバスマティライスを使ったカレーでしょという、コスプレさえしてればコスプレモノAVでしょと言わんばかりの浅はかな知識しかありません。そんな筆者が歯医者近くのインド・ネパール料理屋でビリヤニを見つけてしまったのだから、これはもう神が――具体的にはシヴァ神とかそのあたりが頼めと啓示をくれたのだと信じて、清水の舞台からガンジス川に飛び込む勇気で注文しました。

チキンビリヤニ(1,200円)です。
一口目から「あぁこれはカレーライスとは全く異なるひとつの料理なのだな」と脳みそを直接刺激してくる美味さが飛び込んできます。様々なスパイスと一緒に炊き込んだバスマティライスは「カレー風」の味付けこそカレーを連想させますが、カレーライスのような飲み物感はまったくありません。むしろ近いのはピラフです。スパイスの程よい辛味と見た目以上に濃くない優しい味が口いっぱいに広まっていき、米の中から現れる柔らかい鶏肉は宝物のように美味しいです。とはいえ日本人に抵抗のある強火のスパイスや妙な香草の感じは一切なく、一口また一口と、スプーンを口に運ぶ手が止まりませんでした。先払いの勇気に対して余りある美味しさというお釣りをもらってもなお余りある満足度。そして1,200円という値段に恥じない立派なボリュームに、満腹中枢を全方位から刺激されて大満足のまま店を後にしました。
世の中にはまだまだ知らない、美味い食べ物が無限に存在する。それを知ったのが、一番の成果です。ごちそうさまでした。次はパエリアの美味しい店を探しに行きます。松茸ご飯の美味しい店は……そこはまだ松茸の味お吸い物でいいですかね。