ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

赤坂散歩 司馬先生と乃木坂と

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氷川神社の山車。どうしても電線の関係で今はなかなか見られなくなりましたね

 

呼び出しは突然に

「赤坂散歩しようぜ!」

最近出張を理由に自分の趣味を全うしている親父からメールが届きました。なんでも今回は司馬遼太郎縁の地、中でも赤坂方面を中心に歩き通すのだとかなんとか。

美味いメシにもありつけるし、と軽い気持ちで筆者もホイホイついていくことにしました。

余談ですが、このあと入った店が昨日の記事に出した南国亭になります。

 

「赤坂」「乃木坂」兎に角坂の多い土地

地下鉄虎ノ門ヒルズを降り、集合場所のホテルオークラに向かいます。いや……坂がすごいんじゃ!

えっ、なにこの……えっ?? 

駅からホテルに向かうまで、結構な傾斜の坂を登らされるっていう。おまけにGoogleマップはピンが狂ってて違う場所を案内されるわ、アメリカ大使館の警備から怪しい目で見られるわ……なかなかどうしてパンチの効いた旅の始まりでしたね。

その後二人でメシを食い、向かった先は「氷川神社」。神谷町からひたすら歩いたんですが、途中道を教えてくれた親切な御婦人から「歩いていかれるんですか?」と驚かれるほどのアップダウン。そして着きました氷川神社。かの有名な司馬遼太郎先生も頻繁に参っていたと言われている、その氷川神社です。


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観光地要素は少なめで、本当に地元の人達の神社って感じでしたね。親子連れで散歩してる人たちや猫と一緒に日向ぼっこしてる人等を眺めつつ、境内でお参り。大丈夫です、エレクトリカル神社ではありませんでした。

縁結び神社としても有名なようで、さくらんぽの御神籤なんかもあったりして。


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木に結んで縁も結ぶ、そういうご利益みたいです。ニャンコを眺めつつ、神社をあとにします。

 

乃木中将もまさか100年以上経って若人の生地になるとは思わんかっただろうな

途中「勝海舟邸跡地」を参りつつ(ただの雑居ビルになってました)、次なる目的地は「乃木神社」。

坂の上の雲」にも登場する乃木希典が祭神となっている乃木神社ですが、着いてびっくり若い子の多いこと多いこと。


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あれですか、みんな乃木坂46のファンですかそうですか。LITさんは1ミリも知りませんが、ほんと人気が凄いんですね。

親父「ここにいる若人たちは、ここに乃木希典が祀られてることを知ってるのだろうか」

LIT「知らねぇだろうなあ」

宝物殿には、乃木希典が殉死した日の朝に撮られた婦人との写真や、遺言、二百三高地で戦士した息子のサーベルなどが飾られており、いかに大日本帝國軍人として生き抜いたかが伝わってきます。まぁ、筆者たちの他に宝物殿見てるのはみんなジジイババアばかりなんてすがね。なんででしょうね無料なのに、勿体ない。

参道を挟んで宝物殿の反対側には、たくさん飾られた絵馬。その多くが乃木坂46絡みの内容が書かれていて(「◯◯ちゃんがセンター取りますように」とか「●●がミリオンヒットしますように」とか)、改めてファンの熱量を感じさせられます。

 

と、良く見たら一般の人達の絵馬に混じってひときわ目立つところに飾られている、大きな絵馬。近付いて見てみると、どうやらメンバーが書いた絵馬のようで(名前は誰一人として知らない)。

 

 

LIT・親父「そりゃあ(若者が)来るわな」

 

 

ちなみに併設されている乃木希典邸はやっぱり平均年齢60歳の客しかいませんでした。勿体ないなぁ、無料なのに。殉死した時に血痕が付いた畳もそのまま部屋に残されてるのに。

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