ゆたんぽを抱いて寝る。

ゆたんぽを抱いて寝る。

猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

酒場は人を眺める場所なんだなあ

こんな酒場ではなかったです

 

禁酒します

最近飲みすぎていけない。

外に出ては酒を飲み、家に帰れば酒を飲む。酒の肴に酒を飲むくらいの勢いで、とにかく毎日酒を飲む生活。これを繰り返していたら、いつの間にか睡眠の質がすこぶる落ちていることに気が付きました。

よし、禁酒しよう。しばらく肝臓を休めながら、より高品質の睡眠を得よう。眠りのプロを自称するのならば、そのくらいやらねばならぬ。そう誓いながら、タカラ焼酎ハイボール(ドライ)500缶を開けたのが火曜日の話。あれ、禁酒は?

気を取り直して水曜日。そもそも、家に酒があるのが良くないと気付いたので、行きつけのスーパーに寄らずまっすぐ帰宅しました。風呂に入り、寝巻き兼部屋着兼その他諸々の作務衣に袖を通し、ニコニコ動画を開きニコレポに目を通します。その後途中だったブラボのボイロ実況を開き、レンチンした餃子を一口。んまい。タカラ焼酎ハイボール(レモン)500缶を開け、一口。んっまい。あれ、禁酒は?

三度目の正直木曜日。そもそも冷蔵庫に買い置きの酒が入ってるのが良くない。昨日で在庫は尽きたので、いよいよ半径85センチ以内に酒の気配はありません。盤石です。酒を飲みたくても飲めない環境、これこそが最強にして唯一無二の禁酒の布陣に違いないのです。そうして、仕事を終え定例になった残業確定ミーティングをこなし、あとは帰るだけ。待っていろ筆者のバラ色の睡眠生活。

 

社長「よーし飲み行くぞー」

 

もう酒なんて飲まない(なんて言わないよ絶対)

 

理想的な「場」がそこにあった

1軒目は仕事場近くの、いつもの居酒屋。社長もそうだし連れのおっさんもそうですが、その年でよく食べるしよく飲む。どうせこいつらそんなにつまみ食わんだろと思って程よい注文をしていたら、次から次へと食べやがる。いやまぁどうせ会社の金だからいいんですけども。つくね美味かったなぁ。

からの、2軒目はこれまた社長行きつけのバーへ。偶に話題に出るスナックではなく、こちらは純然たるバー。この街で数十年営業している古株のお店だと聞いていましたが、4月を期に店を閉めるのだとか。10席ほどの狭い店は、既に人で埋め尽くされています。聞けば、全員が数年〜十数年のご常連ばかりだとか。平日夜の、少し遅めの時間。馬鹿話に花を咲かせる常連集と、それを遠巻きに眺めながらアイラモルトに舌鼓を打つ筆者、白ワインを飲む様がよく似合う社長。ここに集った人間が皆一様に、酒を飲むのと同じくらいこの「場」に惹かれてやってきたのだと思えるほどに、そこは家庭的で、庶民的で、出来上がった空間でした。こういう「酒場」の雰囲気を遠巻きに見ているのが、なんとなく心地よい。そんな平日夜の一幕でした。

禁酒? 知らんがな。

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