そういえば床屋もこの沿線ですな
散髪して年越しを迎えたい日本人
髪の毛がボサノバ(注・ボサボサに伸び放題だった状態のこと。空を飛ばないものだけを指す)だったので、休みを利用して散髪に行きました。実は家の近くで程よい床屋を見つけられていないというただそれだけの理由で、引越から半年近く経っても尚前の床屋に行き続けてたりします。
交通費や移動時間を考えたら無駄にしかならないんですが、移動時間はのんびり本を読むのに使えるので実は意外と好きだったり。
ウィザーズ・ブレインⅥ、上と中まで読みました。各陣営の思惑が交錯するニューデリーにおいて、賢人会議は――というか、真昼が何を考えてるのか。読み進めるのが楽しくも、そしてときに苦しくもある展開に一喜一憂しながら総合的に楽しく読んでます。Ⅴの感想も早いところ纏めたい気持ちはあるのですが、それよりもⅥを読むほうが先になってますねハイ。
とりあえずイルとサクラが一時共闘する場面がバチクソにかっこよくて好きです。
存在確率制御も悪魔使いもどっちもチートだようん。
とまぁ電車に揺られつつ馴染の床屋へ。もうかれこれ2年以上通ってるのでいい加減馴染と言ってもいいでしょう。適当に髪の毛をやってもらいつつ、益体もない話をして時間が過ぎるのを待ちます。
「年末もう一回来ます?」
店主に尋ねられ、逡巡した後に首肯しました。
このあたりがなんとも日本人めいてるなぁと自分でも思うんですが、特に理由もなく年明け前に髪の毛をさっぱりさせておきたいという気持ちは持ち合わせてまして。なんでなんでしょうね。髪の毛を切って、大掃除をして、畳を張り替えて、風呂に入って年越しを過ごす。落語の世界の江戸町人の暮らしが令和になっても続いてる面白さです。まぁ流石に賃貸なんで畳はそのままですけども。
どこにも行かねぇんだってば
「今日はこのあとどちらへ?」
この質問が実に大変面倒くさい。どこへも行かない率が98%どころか99.95%を超えている筆者の休日の過ごし方なのだから、そろそろこの問いをやめてほしいものだと正直思ってます。
今日に限っては後に控えてる用事があったにはあったんですが、それも説明がしちめんどくさいというやつでして……
パーチーにお呼ばれしてるので珍しく羽織着てます嘘ですただの寒さ調節です pic.twitter.com/8auZk5HfFH
— LIT/litoruman (@hibihibi6969) 2024年11月10日
結局、毎回ありもしない架空の用事を組み立てては適当に嘯くというのをずっとやってます。友達と遊ぶとか、映画見に行くとか、服買いに行くとか、なんかそういうザ・無難なやつです。基本的にぱぱっとやってくれてありがたい床屋ではあるのですが、それだけがネックです。さて、来月はなんて誤魔化そうか。