9勢にとっては恋々高校のあおいちゃん
かれこれ一週間
咳の話題と贔屓の球団が勝てない話題がマクラになることが多い最近のLITさんですぐへぇ。
一週間って書きましたけど、なんだかんだ一週間ちょっと続いてる気がしますこのいやぁーな咳。さすがに今週いっぱいかかっても治らないようであれば一度医者に罹ろうかなと思います。病気で早く死ぬことに関してはやぶさかではないのですが、「直ちに死ぬことはないけどしんどいのが続く」っていうのは嫌いなので。
今ンとこ考えうる面倒くさいのは、やっぱり喘息?
一応喘息持ちは身内にはいないんでナメてかかってますが、さてどうなるやら。
あっ、でもこの世で一番大好きな女の子が喘息持ち設定なのでそれはそれでオイシイかもしれないですねと思うあたり、実はまだ元気なのかもしれません。
もう好きになって10年以上になりますね
言っちゃなんだけど、たかが全国大会
夏の甲子園予選のシーズンです。
ということは必然的に夏の甲子園のシーズンが間もなくやってくるわけで。
ここ数年、というわけじゃないんですよねもう。
ここ十数年? いやー、違うなぁ、たぶんもうずーーーっとなんでしょうね。
高校野球の異常な盛り上げ方の問題。
筆者自身、野球を見るのは好きです。高校野球も好きな方なんですが、マスコミ各社がやたらと高校野球にドラマを求めているような、あの姿勢だけはちょっと賛同しかねるところがあります。
高校時代から注目の選手として世間にアピールすることによる、プロ入り後の集客とそれによる経済効果が狙いなのはミエミエです。もちろん、選手自身もプロを目指しているのであれば勝ち馬に乗る……じゃあないですけどある程度やむなしみたいに思ってる人もいるかもしれません。
んで、今年はなんと言ってもこのピッチャーが注目株筆頭みたいになってまして。
大船渡高校の3年生、佐々木朗希投手。
高校生ながら160kmを超える速球を繰り出す超高校級のピッチャーとして、去年あたりから注目されている選手です。
彼自身は非常に真面目みたいで、マスコミのインタビューにもキチンと答えるよく出来た青年なんですが、なんだろう、この持ち上げ方というか、あまりに立派すぎる神輿の担ぎ方みたいなの。
「160kmのピッチャー」っていうタグ付けがなされちゃったせいで、もう毎試合160kmの球投げるのが当たり前みたいになってきちゃってる感がものすごい。佐々木投手がこの報道をプレッシャーと感じたりすることがなければいいなぁと、ちょっと心配な筆者です。無理に投げて肩を壊したり、プロに入ってから長く保たなかったりという悲しい野球人生を送った選手を沢山見てきたので。
なーんでそんなことを書くのかっていうと、こういう記事を読んだんですよ。
一週間くらい前の新聞記事。現日本ハムファイターズの吉田輝星投手の母校、金足農業の選手達の話です。昨年の夏の大会、実績のない公立高校でありながら決勝まで勝ち進んだということで、吉田投手の投球数と共に大いに注目を浴びた高校です。
筆者は球数についてはさっさと制限しろ派なのでこれを美談ともなんとも思わないんであれですが、まぁーーー去年はやれ公立高校の星だなんだって大盛り上がりしたじゃないですか。
んでね、記事に何が書いてあるかって言うと、そうやって周りが「あの」金足農業だっていう目でみるもんだから、もうプレッシャーがやばかったと。でも、公式戦の成績はちっとも振るわなくて、選手はそれでも必死に頑張ってきて。
ついに、メンタルに異常きたして倒れちゃう選手まで出ちゃってるんですよ。周囲の期待に答えなきゃと自分達をひたすらに追い込んで、体壊しちゃって。「正直辛かった」っていうのが結局選手の本音なんですよ。
こんな零細ブログが何を言っても何も変わることは無いと思うんですけどね。でも、やっぱりこんな苦しい思いをしてる若い子たちがいて、その背景にあるのが過剰なマスコミの「メイクドラマ」なんだとしたら、それはやっぱり問題なんだと思うんですよ。野球ばっかりこうやって取り上げられてますけど、昔から「どうして野球だけ」みたいなやっかみの声はありました。だって、どの競技、どのジャンルだってみんなおんなじように頑張ってきて、全国の舞台で活躍してるわけですから。
夏の風物詩の一つなので今年もいろんなドラマが生まれるかもしれない。そりゃあ真剣勝負の世界だから、予想だにしないドラマだって生まれるでしょう。でも、ドラマ有りきの報道姿勢、そろそろ改めたほうが筆者はいいと思いますよ?