ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

舟遊びをする予定がたった社畜

これもある意味舟遊びか

 

こういう小ボケを挟まないと死んでしまう病気です

「連休ですねー」

元気に月末と格闘している筆者をよそに、社長とベテラン社員が2人で談笑していました。

社長がそれでいいのかと突っ込まれそうですが、社長が休みなく馬車馬のように働いてる会社の方がちょっとどうかしてるまであるのでそれでいいのです。

「昔は、暑い日やお祭りの日、花火の日なんかは舟遊びなどやったものですよ」

ベテラン社員さん、お上品なお家の生まれでお上品な仕事遍歴をお持ちだと聞いていましたが、そんなお上品な遊びを経験なさっていたとは。筆者は、舟遊びなんて橋の上から船を眺めるか落語に出てくるかしか聞いたことがありません。

そのうちに、「じゃあ夏になったら社員みんなで納涼会を兼ねて屋形船にでも乗りましょうか」なんて話をし始めていて。クソめんどくせぇなという気持ちがメリメリ湧いてきたのに見てみないふりをしつつ、淡々と仕事に向き合います。いや、そうじゃねぇと終わらねぇんだわ。

「ところでLiTさんは、舟遊びをご存知で?」

不意に、ベテラン社員さんがこちらに話を振ってきます。こういう時、ただ答えるだけではつまらないと思ってしまうのが馬鹿というもの。

「いやー、私のような人間はせいぜい平和島ボートレースくらいしか知りませんよハハハ」

ひと笑い取れたので満足です。

 

直近で聞いたのは昇也師匠トリの浅草だったか

前述の通り、筆者だって船遊びのひとつやふたつ知っているに決まっています。腐っても落語好き、寄席でよくかかる噺くらいちゃんと心得ているつもりです。

例えば「百年目」という有名な大ネタ。番頭さんが屋形船で遊び呆ける場面が描かれるわけで、この場面はまさに舟遊びそのものですね。細かい場面ですが「権助魚」の中にも旦那が船を浮かべて遊ぶ……なんて嘘っぱちも登場しますね。東京の、それも川でししゃもなんてとれたら大騒ぎです。

あと、調べたら上方には「遊山船」なる根多もあるみたいです。とまぁこのようにして、落語好きなら多少の知識はあって当然なのです。そういう意味では屋形船、一度は乗ってみるのも面白そうだなと思いつつ、でもやっぱ仕事場の人間とそこまで付き合うのめんどいよな、と思う微妙に現代っ子なLITさんなのでしたとさ。

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