例によって小説の内容は一切関係ないしそもそも内容は知りません
春巻き
学校の給食で出てきた春巻きって子供心に今ひとつテンション上がらなかった気がしませんか?
嫌い、というわけじゃないんです。ただ、ハンバーグとか唐揚げに比べたら一歩及ばない、そんな心持ち。さばの味噌煮とか出された日にはもうガッカリでしたよね。4時間目まで授業を受けて空腹が限界を越えた状態でほしいのはやっぱりニクなんですよ。
そんな子どもだった筆者も、今ではすっかり春巻きの美味しさに気がついてしまいました。冷凍食品の春巻きが大好きでお弁当なんて作らないのに意味もなく買ってきては食卓に乗せています。
大好きです
ところで、どうして春巻きって言うんだろうって考えたことありますか?
どこに春の要素があるんでしょう。たけのこが入ってるから春? うーん、そのくらいしかピンと来ません。
wikiを見たところ、元々は「立春の頃に新芽が出た野菜を具材にして作られた」のが名前の由来らしいです。ほぇー、ひとつ勉強になりました。
この騒ぎが収まったら、どこか本格的な中華屋さんでおいしい春巻きが食べたいものですね。いや、むしろ点心を食べ尽くしたい。餃子とか焼売とか点心の限りをハラに収めたい……食への飽くなき欲望は尽きることはないのです。
いいですよねぇ、酒池肉林。
間違えた、正しくは満漢全席です。
踏んだり蹴ったり
朝ごはんのお供に無限ピーマンを作ろうとして、ピーマンを細切りにしたところでツナ缶がないことに気がついたLITさんです。
ション……
なんだか出鼻をくじかれたような気分。
そして気を取り直して風呂に入ったら、今度はタオル取ろうとして肩を痛めるという始末。
なんという踏んだり蹴ったりな朝になりました。
ところで、踏んだり蹴ったりってなんで踏んだり蹴ったりって言うんだろうって思ったことありませんか?
どっちかって言うと踏まれたり蹴られたり、な感じしません?
能動態ではなく受動態な気がするんですよ。
たとえばそう――
ネットで知り合った可愛い女子大生とお金のやり取りが発生する関係になってウキウキしてたのに、何度目かのデートの時に何故か怖いオジサンが待ち構えてて用意してたお金の倍くらいのお金を払わされた挙げ句、後日その子が未成年だったことが発覚して塀の中に入れられることになった。
みたいな踏んだり蹴ったり事例があったとするじゃないですか。
いや、違うって。LITさんの話じゃなくて。たとえ話だから。と、友だちの話だから……
ゴホン。
これって、完全に踏まれたり蹴られたりな感じじゃありませんか??
とまぁ、そんなことを考えながら痛む肩を押さえつつ風呂から上がり、ググってみました。
踏んだり蹴ったり 由来 検索
するとあら不思議。
諸説あるみたいなんですが、ハッキリとした出典のある由来って出てこないものなんですね。このあたりがネットの限界といったところでしょうか。
図書館等で調べたらあるいは出てきそうなものですが、一応こんな説もあるらしいというものは出てきたのでペタリ。
戦国時代に、あるモノを、誤って踏んだり蹴ったりしてしまった武士が、織田信長に切腹を命じられるという事件があった。
南蛮渡来のものが好きだった織田信長はその武士に「珍しい紅茶の茶葉の塊を踏み、さらに蹴るとは何事ぞ」と烈火の如く怒鳴りつけたといわれている。
このとき、この武士は「私も紅茶を楽しみにしていたのに踏んだり蹴ったりで切腹とは散々だ」と時世の句を残し、ここから悪いことが重なることを「踏んだり蹴ったり」というようになった。
出典がないので真偽の程はわかりませんが、踏まれたり蹴られたりの方がぴったりじゃね? というところだけ分かっていただければコレ幸い。
なんて事をやっていたら遅刻しそうになるわ財布家に忘れるわ、ホントもう踏んだり蹴ったり……いや、踏まれたり蹴られたり