ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

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緊急特別企画 人は靭帯が切れても深夜バスで遠征できるのか

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ありがとうMEX

 

バカにバカを重ねたバカ企画です

さて、昨日の記事で見事靭帯断裂という重症を負ったLITさん。

ここで頭を過るのが、まさにその週末に迫っていたとあるイベント。普通に考えれば行くなよバカ、というのが当たり前のことです。というか、誰がどう考えても安静にしてやがれ大馬鹿野郎という話ですが。

 

でも、ふと筆者は思ったのです。

 

「バスの乗り降り、電車の乗り降りさえなんとかなれば行けるんじゃないか」と。

 

実際、松葉杖ついて電車に乗ってる人は見かけます。幸いなことに例の病魔の影響で電車の混雑もそこそこに緩和されているありがたい状況。主要な駅にはほぼエレベーターも付いてます。これは……たぶん大丈夫。

となれば、問題はバス。

 

早速バス会社に連絡してみることにした筆者。

LIT「すいませーん、靭帯断裂松葉杖マンなんだけど乗り降りって手伝ってくれたりする?」

バス会社「ええんやで」

LIT「だいすきあいしてる」

 

乗降の際に多少街が発生するかもしれないと言われましたが、こちとら乗れさえすれば問題ないのです。バス乗り場まではどうせいつもタクシーで行くので(近くに丁度いい駐車場がないんですよ……)、そのあたりはいつもと変わらず。

ふむ……

 

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文字通り「這ってでも行く」とはこのこと

人生あまりにも楽天的過ぎるんじゃないかと思いながら、そんなこんなで当日。

バスのりばに松葉杖ついて立ってる異様な男には誰も触れること無く、バスが到着します。事前に聞いていたとおり少し乗り降りに手助けが要ることを伝えると、丁寧に乗車の補助をしてくれました。いやはや、ありがたい。

座席に座ったら、正直後はいつもと変わりません。

患部をなるべく動かさないようにしつつ、ゆるやかに寝たり寝なかったりするだけ。

 

と思っていたのか?

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添え木をしたまま乗ったんですけどね……

どう考えても、邪魔なんですよね。うん、邪魔。

 

トイレ休憩で隣の人が降りたのをこれ幸いと慌ててズボン脱いで添え木を外しました。

あと、松葉杖も乗ってる間はいらなかったですね。むしろ途中で倒れてきて邪魔でした。

 

さて、目覚めて翌日。

今回はバスタ新宿に着きました。降りるときにも少し手を貸してもらい、さて時間はたっぷりある。とりあえず待合室に併設されているファミマで朝ごはんを調達し、しばらく待合室でボーッとします。ボーッとする世界選手権だったら日本代表にもなれるかもしれません。

ちなみに、エスカレーターの乗り降りは怖いので極力エレベーター使ってます。まぁ、近い時はエスカレーター使ってますが、特に下りはバランス崩したらどうにもならんので怖いんですよね。

 

バスタの待合室はいいですね。こういっちゃなんですが、タダで無限に居座れる。

 

適当な時間まで持ってきた本を読んだりして時間を過ごし、さてここからはいよいよ移動です。エレベーターで2階まで降り、そのままJRの改札をくぐって電車の乗り口へと向かいます。ここで地味に大変だったのが、Suicaのタッチ。両手に松葉杖持ってると、そこにスマホを持ってタッチするっていうのが思いの外大変で。

新しいタイプの改札では腰のあたりにセンサーが付いているものもあると聞きますが、

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出来ることならバッグの中に入れてても非接触でなんとか読み取る技術が開発されてくれればいいなぁなんて思いました。

 

電車の乗り降りは思いの外スムーズに行ったのがなんか拍子抜けですが、まぁそれだけ生活しやすい世の中になってるってことでしょう。秋葉原の駅に着きましたが、まだ時間はあります。とりあえずアトレのスタバで時間を潰しましょう。

おかげで持ってきた本を一冊読み切ってしまいました。いやはや、遠征すると読書がはかどって助かります。

 

 

さて。

ここで松葉杖生活において1番大変だなと思うことを筆者は見つけてしまいました。

それは、雨の日に傘がさせないということです。

当たり前なんですが、両手に杖持ってるんで傘なんて持つ余裕がないんですよね。これを解決するには筆者の手が3本なければいけません。が、そういう都合のいい身体はしていないわけで。この日は軽く雨模様だったので、正直駅からタクシー拾うかどうか迷いました。でもまぁ時間もあるのでこのくらいの小雨ならそのうち乾くだろうという安直なアレでそのままトコトコと杖ついて歩いていきました。歩いているうちに雨も上がりましたし。

いやぁ、案外なんとかなるものですね。

慣れない動きを強いられるので思ったより疲労はたまりますが、それでも歩けないことはない。持ってきたカバンも肩からさげるいつものヤツなので両手は自由に使えますしね。

 

時間はいつもの倍以上掛かってますが、それでもなんとか無事に到着。

イベント開始まではまだ時間がありましたが、前乗り的な感じでしばし羽休めをして過ごしました。肝心のイベントは、それはたいそう盛り上がりを見せてくれて。こんな惨状ながら、行ってよかったなというのが1番です(来る人来る人に驚かれましたがまぁそれは仕方ない)。

 ※良い子と良い大人と良い靭帯断裂者は真似しないでください

 

 

そんなこんなで1日歩き回って思ったこととしては

 

・日本は思ったより怪我人でも生活しやすい環境になってる

・思ったよりも電車待ってる時に座れるポイントがない

・ちょっとした段差って怪我すると大変

・松葉杖で歩くと体力の減りがヤバい

 

 

こんなところでしょうか。

バスは勿論、電車もほぼバリアフリーみたいな感じなのでほぼほぼ不便は感じませんでした。日本は怪我人にやさしいせかい、LITさん覚えた。電車待ってる時って普段なら立って待つことも全然苦じゃないんですが、やっぱり足に怪我してると座りたくなっちゃうんですよね。ただ、思ったより駅のホームってベンチ的なサムシングがないことに怪我をしてはじめて気が付きました。あと、杖ついてて一番大変なのってやっぱり段差だなって。階段上がる時は結構な苦労です。

 

とまぁ思いつきと勢いでやってみた企画ですが、なにかの参考になれば幸いです。1番は怪我しないことですけどね……あと、これ完全に怒られても文句言えない案件なので思いの外怒られたら素直にこの記事は消えます。

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