知る人ぞ知るMAXコーヒー、年イチくらいで飲みたくなる
ポイ捨てダメ、ゼッタイ
先日のゴミの日。
いつものようにゴミを捨てに大きなゴミ袋を抱えながら歩いていると、空き缶が落ちているのを発見しました。
その日はちょうど資源ごみの日で、手に持っていたのも空き缶やら空き瓶やらの入ったビニール袋。ついでとばかりに拾って一緒に捨ててきたわけですが、手にした空き缶が十六茶の缶だったことに大変珍しさを覚えまして。
あぁ、まだ缶のお茶って流通してたんだ、と。いつの頃からかお茶はすっかりペットボトルに取って代わられたなぁと思いながらゴミを捨て家路につきました。
スチール缶は今何処
ギリギリ缶蹴りで遊んだことのある世代を自称して止まないLITさんですこんばんは。
みなさんはやったことありますか缶蹴り?
昔は公園とか道端に空き缶を捨てる大きなゴミ箱が置いてありましたよね。金属? のやつ。
そう言えばあれも気付けば見かけなくなった気がします。プラスチックでフタのついたゴミ箱は増えた気がするんですが、このタイプってどこに消えていったんでしょう。
まぁ、そんなこんなでゴミ箱の減少と共に缶蹴りをして遊ぶことも無くなった、というか缶蹴りして遊ぶ子どもなんてもう見なくなって久しいです。
そもそもの話、缶飲料の消費が減った……と思うのは筆者だけでしょうか。とりわけ、スチール缶。そこで調べてみると、まず驚いたのは「スチール缶リサイクル協会」と「アルミ缶リサイクル協会」の2つの協会が存在するということ。なにその謎の二大勢力。魔術協会と聖堂教会かよ。
で、それぞれの調査資料を見てみると、ご覧の通り。
10年前と比べアルミ缶は約300トンの消費量増加に対し、注目すべきはやはりスチール缶。ぱっと見あまり減っていないように見えますが、単位が千トンなんですよねこれ。ということは10年で20万トンも消費量が減っていることがわかります。
こうやって数字で見ると明らかにわかりますが、実際自分の生活を振り返ってみてもスチール缶ってほぼ手にしなくなったなぁと思います。アルミ缶はまだ缶ビールや缶チューハイを買っているのでたまに手にしますが、スチール缶って果たして何があったのかと考え込む程度には見かけなくなりましたね。
じゃあ代わりに何が増えてるのかと言えば、やっぱりペットボトル。
これは筆者も実感してます。お茶は完璧にペットボトルになりましたし、ここ数年はコーヒーもペットボトルに切り替わりましたね。
ご存知サントリーが生み出したクラフトボス。確かに缶コーヒーのようなガツンと来る苦味や甘みはありませんが、その分飲みやすさと携行性の高さ、なにより見た目が缶コーヒーに比べて柔らかい印象ということもあり若い女性を中心に大流行したのがここ数年の話。かくいう筆者も、たまに呑んでます。好みの問題だと思いますが、カフェインをガツンと摂りたいときでなければ筆者はもうすんなりこっちを買ってしまいますね。
ちなみにペットボトルの消費量については下図の通りとなっています。
おおぅ、やっぱり増えてる。まぁ、その分リサイクル率も高いみたいですけど。
というか、なんとなく予想してましたが「ペットボトルリサイクル推進協議会」なんて組織まであるんですね。魔術協会と聖堂教会が出たからもう残るは魔法使いか?