ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

5年

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クレアさんは小清水さんが引き継いだんですね(Ⅲ、Ⅳは未プレイ)

 

まつらいさんの死去からもう5年が経ったんですね

今日、10月27日は松来未祐さんの命日。

亡くなった人のことをあれこれと書くのは主義では有りませんが、なにかと思い入れのある声優さんなのでたまにはこういう記事もいいかなと思い、筆を執ってみました。

声優として。

本当に唯一無二の声を持った味わい深い声優さんという印象でした。ぶっ飛んだキャラを演じながら、ふとした瞬間にすごくふわっと包み込んでくれるような、そんな演技がとても印象的な声優それが筆者の目から見たまつらいさんという声優さんです。亡くなる直前まで闘病中だったことを知らず、更に亡くなった後に大変に珍しい病気と戦っていたことを知らされるなど、本当に最期の最期まで驚かされることの多い声優さんだったように思います。こんな事を言うと色んな人に怒られそうですが、結婚できないキャラが定着した人でしたよね。誰か声優さんが結婚したらまつらいさんがTwitterで発狂してるのを見て安心する、みたいな流れも今となっては懐かしいものです。

演じていたキャラはそれぞれいろんな声優さんに引き継がれましたが、結婚できないキャラもしっかりと受け継がれ――えっ、明坂聡美は違う? これは失礼。

病気について。

恥ずかしながら、筆者も慢性活動性EBウイルス感染症という病気について1ミリも知らなかったうちの1人です。名前すら聞いたこともなかったこの病気が世に知れ渡ったこと、同じ病気で苦しんでいる人がいるということを、まつらいさんが亡くなって初めて知りました。

人柄について。

本当に色んな人に愛されている人なんだなぁというのを、死後いろんなところで知りました。声優仲間が声を掛け合って追悼イベントを開催してくれたり、病気についてたくさんのメディアで取り上げてくれたり。かねてよりいつか病気のことを手記にしたいと仰っていたようなので、図らずしもその身を持って目的を果たせたのかなと思うと、複雑な心境ではありますが良かったね、と無責任に言ってしまいたくなります。

 

LITさんとまつらいさん

さて、筆者はと言えばちょうどまつらいさんがバカスカいろんなアニメに出ていた時期がちょうど一番アニメを追いかけていた時期でもあるわけです。そんなこんなで、筆者が印象に残っているCV松来未祐のキャラをご紹介。

 

鷺沢頼子(D.C.

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正真正銘、まつらいさんとのはじめまして作品それがアニメD.C.

深夜アニメなんて入らないクソ田舎に住んでいたLIT少年(今もクソ田舎住みは変わりませんが)がひょんなことから当時まだ珍しかったアニメのネット配信で偶然出会った作品がD.C.でした。当時はまさかエロゲ原作だなんてこともちっとも知らず、ただただかわいい女の子がたくさん出てくるアニメだなぁと思いながら見てました。アニメ一期は最終的に音夢ルートに入っていくんですが、各キャラにちゃんと主役回が用意されていて、頼子さん主役回はとても心に残るお話だったのを、今でも覚えています。

 

藤吉晴美さよなら絶望先生

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筆者の中ではCV松来未祐の代表作の一つと言っても過言ではないキャラそれが藤吉晴美。まつらいさんはこの手のぶっ飛んだキャラが本当にお似合いで、それはもうはまり役というのはこのためにあるんじゃないかってくらいのキャラだったように思います。さよなら絶望放送にゲストで登場した回があったんですが、たしかこのあたりでレギュラーコーナーとなった「藤吉晴美の憂鬱」はSZBHでも相当な人気コーナーとなって駆け抜けていきましたね。

 

吉野屋先生(ひだまりスケッチ

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多くは語るまい。

誰もが認めるまつらいさんの代表作を挙げるとすればそれはやっぱり吉野屋先生でしょう。まるでまつらいさんの生き写しなんじゃないかってくらいにネジが飛んでて、いつまでも結婚できなくて、でも時折見せる優しさがたまらなく愛らしい吉野屋先生。ギャグ満載の声からちょっとえちぃ声から生徒を導く頼りになる先生声まで、本当にひとつのアニメでここまで多彩な演技が見られるのは本当に凄いとしか言いようがありません。4期が未だにやってこないので後任は今の所存在しませんが、どこかで触れた通り筆者は是非とも後藤沙緒里を推していきたい所存です。

 

八色ちも(たまゆら

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広島出身のまつらいさんにおあつらえ向きな広島弁キャラ。たまゆら自体が筆者の大好きな作品なんですが、ちもさんの経営するお好み焼き屋「ほぼろ」のお好み焼きがこれまた美味しそうなんですよね。たまゆら自体はぽって達生徒が主役の作品ですが、それでもやっぱりたまゆらにはほぼろが、ちもさんが居ないとどこか物足りない。作品をしっかりと支えるキャラを演じるまつらいさんのネイティブな広島弁は必聴です。

ちなみに「ほぼろ」に関してはちゃんとモデルのお店が存在するんですよね。いつか行きたいなぁ、竹原。

 

翡翠(MELTY BLOOD)

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あなたを、犯人です。

厳密に言えば出演作はもちろん原作である月姫なんですが、まつらいさんが声を当てたのがメルブラからなので、一応そういう表記となっています。翡翠はもうまつらいさんの声以外が想像できないまでありますね。「暗黒翡翠流~ご奉仕推奨波~」っていうどこか気の抜けた超必殺技のセリフとか、開始時の「始めましょう」みたいなセリフとか、今でも耳に残ってるんですよね。願わくば月姫リメイクでも翡翠の声をまつらいさんで聞きたかったのですが、ほんっときのこは早くリメイクの脚本をだな……

 

とまぁ、他にもたくさん印象深いキャラはいますが挙げ始めたらきりがないのでこのへんで。なんだかもう5年も経ったんだなぁと思うと、月日の流れに驚かされちゃいます。今度ひだまりスケッチでも見返しましょうかねぇ

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