ひとまず決着？
一番に思ったのは「すごいな」でした
#名作のタイトルに美少女文庫とつけると美少女文庫というハッシュタグがタイムラインに流れており、パッと思いついたのが”食卓にビールを（美少女文庫）”だったLITさんです。
ちょっとえっちな人妻が主人公になってしまいそうですが、それでも”美少女”文庫と呼ぶ勇気。なお、原作小説の人妻（主人公の一人称で物語が進むので最後まで名前は明かされません）は全然美少女文庫的なキャラとはかけ離れた豪胆でビールの大好きな女子高生です。
仕事が暇だとあちこちのニュースサイトを見ている筆者ですが、この間すごいニュースを見つけてしまいました。
中身としては「とある街の議会の議長さんが、未成年の女の子とイケナイことをしてそれが発覚、辞職しました」というニュース。これだけ聞くと、あぁよくある話だよねぇとか、羨ましいな俺も町の議員目指そうかなとか、そういうことを思うのは一般的な話です。筆者もとりあえず供託金を集めることから始めようと思います。
とまぁ、これで終わるのが普通のニュース。ところが本件、中身がちょっとビックリなのです。
市議会議長（７６）
（７６）って……
是か非かで言えばもちろん非しかないクソジジィ事件なのは間違いない。そこはハッキリと最初に述べておきます。述べた上でいいますが、いやぁ……すごい。７６歳でここまで性欲旺盛というか自分に正直というか。だって１０代の子ってことは孫、下手すりゃ曾孫でもおかしくないくらいの子ですよ？ 自分がその年になった時にって考えたら……ちょっとマネできないなぁと思ってしまいました。
いやマネするつもりはないですけどね、たぶん。
４０年、これを長いと見るか短いと見るか
韓国でとある事件に対する裁判の判決が出ました。
「n番部屋事件」と言えばピンとくる人も多いことでしょう。あまりに凄惨で残忍すぎる事件なのでここで言及は避けますが、気になる人はググってみて下さい。インターネットの叡智が全部すべてまるっと教えてくれることでしょう。
この事件の主犯に対し、韓国警察は懲役40年、電子足輪装着30年の刑を言い渡しました。電子足輪ってなんだろうと思って調べてみると、GPS装置がついた足輪を性犯罪者に装着することで、どこでなにをしているか監視できるようにする装置だそうで。アメリカを始めとする7カ国で現在は導入されており、日本でも残忍な性犯罪が起こる度に導入すべきなんじゃないかという議論がされているようです。
電子足輪に対する筆者の私見は置いておくとして、懲役40年という刑について。
検察は当初無期懲役を求刑していたようですが、筆者としても正直この事件に関しては社会に与えた影響や犯罪の規模の大きさ、その後も模倣犯罪が跡を絶たないという社会情勢を考えたらもっともっと重い刑罰でも良かったんじゃないかと思います。
社会に与えた影響という点について。今回の事件はSNSやインターネットがメインの舞台となって起きた事件です。ネットの何が怖いって、それはなにより元になった動画や写真が半永久的に残り続けるということ。元の動画が削除されたとしても、誰かがどこかでその動画を保存していたとしたら、もう取り返しがつかないことです。そして恐らく、この事件に関して言えばそういう動画が大量に存在するということを考えたら、もう本当に影響の大きさは計り知れないことです。
規模の大きさについて。上記の社会的影響と一部重複しますが、今回の被害者が映っている動画はSNSで数十万人が共有していたとも言われています。そうなるように犯人が仕組んでいたという点、本当にそのやり口が凄まじいのです。この数十万人という数字も、あくまでそのSNS上での話。もしこれが他に流出していたとしたら、その数はもっと多くなるはずです。
最後に、その後の模倣犯という点について。主犯が逮捕されたにも関わらず、韓国国内外において同様の犯罪が頻繁に起こっているという情報ソースも見つかっています。それを行っているのがこの事件をSNSで共有していた誰かなのか、あるいは他でこの事件を知って思い立った人間なのかわかりませんが、非常に模倣しやすい事件であることは間違いなく、それに気付かせてしまった。そういう意味でも、この事件が世界に与えた影響は非常に大きいと、筆者は思うわけです。
以上3つの点から、筆者としては40年と言わずこの犯人には一生涯塀の向こう側に行っててほしいなと、そう思うわけです。
珍しく真面目なことを言ってますが、たまにはこういうことを書く日もあるんです。決して、あんまりこういう事件が続くとネット上のエロ規制に拍車がかかってそれが2次元に及ぶと非常に困るからとかそういう不純な動機じゃないですよ？ﾎﾝﾄﾃﾞｽﾖ。フィクションはフィクションとしてこれからも楽しんでいきたい所存です。
