ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

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30代 槇原敬之5枚目のアルバム「PHARMACY」を今更大いに語る

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名盤です

 

やっぱりヒトカラは最高だぜ!

今日はおやすみ。今日がおやすみということは、つまり今日が休日だということですね。

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ということで、やってきましたヒトカラ

 

前々から気になっていたお近くのカラオケ屋さん……ではなく、前に住んでた家の近くの、行きつけのカラオケ屋に!!

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実は、車検だったんですよ。別に近くのオート○ックス的なところに出しても良かったし、ディーラーはディーラーでも最寄りのディーラーに持ち込んだって良かったんです。

どうでもいいですけど、オート○ックスって書くとなんか急にエロく感じますね。どんなプレイなんでしょうかオート○ックス(怒られろ)。

まぁ、一応新車で買って色々と面倒見てもらったし世話にもなってるので、ドライブも兼ねて遊びがてら車検は慣れたディーラーに出したほうが良いかな、というアレでわざわざ行ってきたわけです。

 

で、どうせ車検が上がるまで暇だしカラオケでも洒落込もうと、そういう経緯でした。

 

いやはや、5時間ほど居たんですがすごく楽しかった。久々だったので声がぜんぜん出なくて採点はズタボロでしたが、それ以上に楽しく歌えたので大満足です。なんか50億年ぶりくらいに川田まみさんのJOINTを歌った気がします。

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検索したら普通にトップに出てきたのが公式でビビりました。歌手活動引退して久しいですが、こうしてMVが見られるのは嬉しい限りですね。

 

えっ、どうしてJOINTなんて歌ったかって?

 

なんか最近どっかの歌枠で聞いた気がしたので、つい。

※メン限です

 

相変わらず高得点は出せませんが(80点台後半をうろちょろ)、楽しく歌えて大満足のヒトカラでした。

 

宜候が早速入ってた記念で全部歌ってやった

PHARMACYで好きな楽曲は「HOME WORK」

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改めましてこんばんは、まっきー大好きLITさんです。

ほんとね、この曲の二人が幸せそうでいつもニコニコしながら聞いてます。まっきー好きとカラオケ行ったり好きな曲の話になると必ずこの曲が挙がると言っていいくらいの名曲なんですが、最終的に「まぁ、俺らこういう甘酸っぱい青春とは無縁なんだけどな」でオチがつくまでがテンプレです。

 

そんなHOME WORKが収録されてるアルバムが1994年発売の「PHARMACY」

まっきー5枚目のアルバムであり、あの名曲「SPY」や最近何かと話題に上る「東京DAYS」などなど名曲が多数収録されている、そんなアルバムになっています。

 

普段ヒトカラ行ってまっきーの曲をたくさん歌うことはあれど、アルバム一枚を最初から歌い通すみたいなことはやってこなかった筆者ですが、なんとなく今日は”そういう気分”だったのでPHARMACYを全部歌ってやりまして。

 

歌ったら、改めてこのアルバムすっごい素敵だなって言うことに気付いたので、27年前のアルバムを今更ですが語らせて下さい。今日はそういう記事です。

 

1.Invitation

初期の頃から最近のアルバムまで、まっきーのアルバム1曲目がインストで始まるとすっごくワクワクするんですよね。これからどんな歌が待ってるんだろう、どんな物語に出会えるんだろうっていう期待感。ドアがバタンと閉まってそのまま2曲目に移行していくのもまた、最高です。

 

2.HOME WORK

社会人カップル、なかなか毎日は二人がやっと会えるという、その前日の物語。嬉しくてなんども電話をかけてきて”忘れてたごめんねだいすき”だって。もうね、愛おしくて仕方ない。ダメな男の失恋ソングの帝王(筆者が勝手にそう呼んでるだけ)のまっきーが、これをインスト除いてアルバム一発目に持ってくるというこの衝撃よ。なかなか会えない恋人と会えるその前日のワクワク感とか、一緒のベッドに潜り込んで眠りに落ちる幸せとか、そういうのが散りばめられた幸せいっぱいの歌。まぁ、そんな青春が筆者にやってくることはないわけですが。

 

3.DARLING

なんとなく、HOME WORKの二人と同じ二人なのかなぁと思ってみたり。

なにげない日常の幸せを切り取る天才なんよなぁ、と改めて思う一曲にして、これもまたまっきーにしては珍しい幸せいっぱいのラブソングになってるんですよ。すごいですよね、こんなにハッピー全開のラブソングが続くとか他のアルバムであります?

幸せがすぐに逃げ出さないように誰かが側にいる意味を忘れないでいるよ

この歌詞がすごく好きですね。ほんと、そう思います。

 

4.2つの願い[VERSION Ⅱ]

っぱこれよ。これぞまっきーの真髄よ。お手本のようなダメな男の失恋(?)ソング。雨が止むか電話が来るかっていう2つの願いを天秤にかけてるところとか、目一杯強がってるところとか、ほんとまっきーの歌に出てくる主人公ってどうしてこうもダメダメで、それ故にほんとに入り込めるんだろうっていう。

さよならと言われるより言うほうがきっとつらい

失恋ソングって言われた側の歌が多いんですが、こういう言った側の目線になって詞が書けるのほんとすごいですよね。あと、最後に雨があがるんですよ。つまり電話は……

 

5.LONESOME COWBOY

たぶんカラオケでは初めて歌った気がします。そしたらねぇ、びっくり。こんなにいい歌だったなんて。いや元々いい曲なのは知ってたんですけど、歌詞を噛みしめるように歌ってみたらすごく愛おしい曲だなって気付いて。メロディラインがすごく夕暮れ時を彷彿とさせる物悲しいものなのに加えて、縁もゆかりもない場所で暮らす心細さとか物寂しさとか、そういうものがギュッと詰まってるんですよね。結婚なんてしないよなんて言ってるときほど本当はしたいと思ってるんですかね、LITさんも。いや、それはねーな。1人の自由を理由にはしてますが。

 

6.TWO MOONS

これも、初めてカラオケで歌いました。またね本当はKISSをしたかったのところで一気に盛り上がるのほんと歌ってて気持ちいいですね。まぁ詩の主人公の気持ちを考えるとちっとも気持ちのいい展開じゃないんですが。いやぁほんとね、これでもかっていうくらいヘタレなんですよねこの主人公。でもね、わかる、わかるぞ……みたいな。今日こそ告白するぞ、今日こそやってやるんだって心に決めてデートに望むのに結局なにも出来ないまま終わってしまうみたいな、もうねこれも青春なんですよ。陰キャにとってはむしろこれこそが青春なんですって。えっ、LITさんにもそんな青春があったんですかって? ノーコメントです。

 

7.SPY

言わずと知れた名曲にして解説不要のザ・まっきーと言わんばかりのダメな男のダメな恋愛ソング。初期の頃のアルバムだからラブソングで埋め尽くす曲の構成なんですけど、こんなに手を変え品を変えよくもまぁ男を失恋させられるもんだと。この曲、ほんとに悲惨な曲なんだけど歌っててめちゃくちゃ楽しいんですよね。というか、こんなに悲惨な歌詞なのに曲調がめっちゃアップテンポでめっちゃ聞いていて楽しくなってくるんだから、ほんとまっきー凄いなと。ちなみに、もしLITさんが同じ場面に遭遇したとしたら三日三晩泣きはらしてそっと姿をくらまします。

 

8.花水木

恋愛が成就した歌、終わってしまった恋の歌、色々な恋愛ソングがあると思うんですけど、今まさに恋愛が終わろうとしているその瞬間の歌ってなかなかないと思うんですよ。この曲をここに持ってくるっていう意味よ。幸せな恋愛がたくさんあって、辛くて苦い恋愛もたくさんあって、そんな恋愛もこういう終わりがあるのかも知れないと思うと、儚くて切ないなぁと思わされます。それなのに、目に浮かぶ光景はめちゃくちゃキレイな花水木のピンク色なんですよね。なにがあったのか分からないけど、でもきっと前向きなお別れなんでしょうね。だからなのかもしれません、歌っていてもすごく穏やかな気持ちにさせられる曲です。この曲と桜坂はもっともっと評価されていい。

 

9.OCTAVERS

長い間曲名がずっと読めないままだったんですが、ググったら「オクターバーズ」と読むとかなんとか。友人と恋人どっちを取るかじゃなくてどっちも大切にしたいっていうまっきーなりの恋愛観なんでしょうかね。きっと親友は長い付き合いなんでしょうね。それこそ、恋人と出会う前からの。そんな友人同士の秘密の場所、そこへ彼女も連れていきなよって言ってくれるなんて最高の友人じゃありませんか。そして、友人たちに彼女のことを話しているように彼女にも友人たちのことをずっと話してる。どっちも大切で、かけがえのない存在なんですよね。幸せいっぱいで歌ってるこっちも楽しかったです。

 

10.今年の冬

冬といえばまっきーの季節みたいな時代ですよ1994年は。電気ストーブのある部屋で、主人公と彼女と犬が他愛もない会話しながら過ごすっていう、もう幸せしかない空間ですよ。好きなのはやっぱり「気に入ってたセーターを~」からの流れ。こういう日常の一コマが何にも代えがたい幸せなんだなって改めて気付かされますね。「新しいカレンダーにはいろんな記念日があるけど別になんでもないときこそそばにいる二人でいようよ」っていうのも同じで、このあたりは今にも通じてるまっきーの恋愛哲学というか幸せ論なんでしょうね。冬になると聴きたいし歌いたい、そんな至高のラブソングです。

 

11.恋はめんどくさい?

アルバムにひとつは必ず入ってくる面白曲。PHARMACYから選ぶとしたら間違いなくこの曲でしょう。でもね、恋ってきっとそういうものなんだと思うんですよ。探してる時は見つからなくて、ふと流れ星のように落ちてくるもので、だからめんどくさいんだと思います。いや、知りませんけどね。ゴルフバッグの横に並んで売ってたら、っていうシチュを設定できるまっきーの天才さ、いつも聞くたびに驚かされます。

あんまりカラオケで歌った記憶はなかったこの曲ですが、こういう曲調だから歌ってて最高に楽しかったです。「僕の見ているものと君が見ているものが同じかどうか気になる」→恋とみとめざるをえない(そのとおりだとみなが申しております)この流れくっそ好き。まぁ、めんどくさいんだと思いますよ、恋愛は。

 

12.東京DAYS

どんなに面白曲を入れ込んでも、最後はちゃんと締めてくれるのがまっきーのアルバムのいいところ。この曲はねぇ、ほんと歌い出しからエモい。「星空に口笛よひびけすばらしき毎日」ですよ?

上京していろんな苦労とかうまく行かないこととかに見舞われて、大変だったときのまっきーの物語。今までは誰かと住んでたのに、いつのまにか一人暮らしサイズの家具を選ぶようになってたことにちょっぴり都会慣れを感じてみたり。初めての東京暮らしの中で寂しいこととか苦しいことがあって、それでも友達からの手紙に勇気をもらったり。とにかく慣れないこと、大変なことがいっぱいの初めての東京ぐらしだけど、そのひとつひとつが素晴らしくて。一人暮らしをはじめた頃のいろんな失敗とか思い出が蘇る、そんな歌です。「今日も吠えるとなりの犬に本気でどなり返す素晴らしき毎日」っていうラストが最高に素敵。

 

何百回でも言いますが、サブスクで全部無料で聞けます。気に入ったら買えばいい

SPYとか今年の冬はもちろんですが、花水木が聴けるのはベストアルバム以外だとPHARMACYしかありません。というか、基本的にまっきーは同じ曲を再収録しないのでシングルカットされてない限りはダブりって発生しないんですけどね。

さすが初期のアルバムだけあってラブソング目白押しなので、こういう幸せな曲、悲しい別れの曲に浸りたいという人には是非ともおすすめしたい、それがPHARMACYでありまっきーソングです。

東京DAYS、歌い出しが終わって「あっ、これハロー!トウキョウのやつだ!!!!」って思ったけどそれは逆です。

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