限定あじまんは流石に地元でしか食べられない。食べたい
業務スーパーにどんどんもたれ掛かっていきたい
自炊生活を続けるにあたって大事なこと。それはもちろん造り手の愛情――
じゃなくて如何にして冷蔵庫の中身を腐らせずに使い切るかです。愛情なんて無くても美味しいものは作れます。ダメならお母さん食堂でもいいんです。えっ、お母さん食堂ってもう言わないんですか!?
そんな時事はさておき。
冷蔵庫の中身、こと野菜なんてのは冷蔵庫に入れておくだけでどんどん劣化していきます。そんな悩みを解決してくれるのが、業務スーパーに売ってる業務用の冷凍野菜。
これなら、いつでも使いたい時に使いたい量を使えます。オマケに、冷凍なので日持ちもする。というか、冷凍保存なので実質賞味期限が消滅したも同然です。ほら、冷凍すると時が止まるという説をLITさんと大学時代の友人は信じて疑わなかったから……
そんなこんなで最近は冷凍野菜買って冷凍庫をパンパンにしてます。あと冷凍チャーハンも。飲んだ後のシメに食べるの丁度いいんですよね。そこそこ美味しいし。
己の常識って恐ろしい
おしるこはつぶあん派。
こんばんは、LITさんです。
みなさん、こいつの名前知ってますか?
は? 大判焼き????
いやいや、あじまんでしょ。
などと糞めんどくさいムーブをかますつもりはありません。大判焼き、回転焼き、あじまん、おやき……呼び名が無限に存在するこのおやつ。筆者の地元はあじまん屋さんが幅を利かせてたのであじまんを食べて育ったわけですが、ある時こんな記事を見つけました。
そんなこと今まで全く気にしたことありませんでした。というかこれがスタンダードだと思って生きてきたわけで。思えば、一般的な大判焼きというのを食べたことがなかったですね。でも、そんなに違うものですか? 言うて大判焼き目あじまん科みたいなものじゃないですか。
ということで、
はじめに用意したのは、業務スーパーで10個680円で売っていた大判焼き。
大きさは、手のひらに収まる程度といったところ。皮は至ってシンプルな、ちょっと柔らかめの皮でした。
まずはあんこから。中を割ってみると……
なるほど、このくらい。これが多いのか少ないのか、それはあじまんと比べないとわかりません。とりあえずこれが基準になります。M-1ならファイナルに行けないでお馴染みの1組目です。
味の方は、こちらもシンプルなあんこの味。こしあんだったのがちょっと残念ですが、それは好みの問題。
つぎにクリーム。
ん?
なんだろう、猛烈な違和感。そこはかとなく漂うコレジャナイ感。一般的なカスタードクリームって言えばこれなんでしょうけど、なんだろう思ってたのと違う。味は……うーん、カスタードクリームの味って言えばそうなんですけど、筆者が求めてたクリームのそれとちょっと違う気が。甘すぎる……?
では、続いて肝心のあじまんを。
用意したのは、同じくあんことクリームを一個ずつです。
実は、この時点で違いがハッキリわかりました。まず、皮が分厚い。割るのにちょっと手間取るくらいには厚さを感じました。いや、皮が厚いってことは中身スカスカじゃないかと。そういう心配をする人もいるかもしれません。
それでは、中身の確認です。
あー……完全にやっちゃってますね。ギッシリなんてもんじゃなかった。溢れてますやん。分厚い皮に負けないくらい中身ギッシリじゃないですか。ラッシュ時の電車ですよこれ。こんな満員電車だったら毎日乗りたいですね、ハイ。
味は、こんなにあんこギッシリでさぞ甘いかと思いきや、思ったより甘さ控えめ。
ということを食べ比べてはじめて知りました。あじまんがスタンダードだと思ってただけに、この違いはビックリでしたね。業スーのあんこがダメってわけじゃないけど、筆者にとってのスタンダードあんこはこっちでしたね。あと、やっぱりつぶあんだなと。
クリームに関しては、もう一目瞭然です。
そうそう、これだよこれ。筆者の知ってるカスタードクリームってこれなんですよ。で、これまたギッシリ詰まってるんだ。でも、甘さは控えめ。この年になっても2個、3個は平気でいけちゃいます。
検証結果:まじであんこたっぷりだった
長年、大判焼き=あじまんという常識で生きてきた筆者。今回食べ比べて、こんなに違うものかと驚かされました。特にクリームについては、自分の中のカスタードクリーム常識がガラガラと音を立てて崩れるくらいに違っていて。それと同時に、やっぱりあじまんって美味しいなと気付かされましたよね。
とはいえ、業スーの冷凍大判焼きだって立派なおやつです。なにより、いつでもチンしてあったかい物が食べられるのは嬉しいわけで。あんことクリームが残り9個ずつあるので、ちょこちょこ食べて寒い冬を乗り切りたいと思います。