そういやこの二人もおざなり初期の頃から「伸びる」と思ってましたね
日本まだまだ終わってない
職場にいる20代の若い後輩が突如「ぼく、(田村)ゆかりんと結婚したいんですよね」と零したのは、先週のことでした。筆者と後輩が仲良く残業という名の苦行を強いられている最中、いきなり口にしたものだからさすがの筆者もビビりまして。
田村ゆかりさんのどこがいいのかと聞くと、後輩は澄んだ瞳で
「だって、可愛いじゃないですか」
こちらを真っ直ぐに見つめてきます。
いや、たしかにそれはそう。なんたってゆかりんは世界一かわいいこれは声優界の――いや、世界の常識と言っても過言ではないでしょう。だってニコニコ大百科にも書いてあるし。
しかしながら、それは世界と言っても我々インターネット老人世代限定の世界。20代も折り返しというあたりの若人が、よもやそんなことを言い出すとは。いやはや、日本もまだまだ捨てたもんじゃないなと思いましたよね。
後輩くん、出演作だけじゃなくラジオまで聞いてるというガチのファンだというから本当に驚きです。「『乙女心♡症候群』面白いですよね!」とか言われてもさすがに筆者はそこまで追えてません筆者の中ではいたずら黒うさぎで時が止まってます。
しかしながら、こうやって身近にアニメの話が出来る後輩が居るのは心強いというもの。若い子に何がウケるのかとか何が流行ってるのかとかわからない老人ですが、これでちょっとは理解が深まった気がします。それも、田村ゆかりファンだというならもちろんリリカルなのは談義も出来るわけで――
後輩「あ、ぼくそのアニメ見てないんですよ」
訂正。若い奴のこたぁわからん。
『好きな』の定義は難しい
人気女性声優の先見の明だけはあったと言い張りたい。
こんばんは、LITさんです。
何度かブログに書いた気がしますが、令和のデスブログを自称している筆者ではありますがこと女性声優――それも超人気声優と呼ばれる声優に関しては先見の明があったと自負しています。
花澤香菜さん。
代表作は――なんでしょう、やっぱり千石撫子でしょうか。
いい声優さんですよね。演技がホントに上手。見ていてぐっと引き込まれます。そんなざーさんですが、筆者は化物語よりもずっと早くから「この声優はハネる」と予言してました。具体的には、2007年あたりから。
小箱とたん先生原作の「スケッチブック」そのアニメ化作品の主人公梶原空役を演じたのが、当時弱冠17歳のざーさんでした。もともと原作が好きだったのがきっかけで見始めたアニメだったんですが、衝撃受けましたよね。もうね、あつらえたようにぴったりだったんですよ。こいつぁ伸びる、そう確信した数年後見事に化けましたよね。棒読みとか言われてた時代でしたが、梶原空を演じるに当たってはこれが100点満点だったと思います。
時を同じくして、ムシウタの杏本詩歌役。これがまたすごかった。
これもまた原作読んだ上での感想になってしまうのでかなり偏った見方になってしまってますが、もうね……見事なんですよ。筆者が、多くのムシウタ読者が抱いていた杏本詩歌像そのものでした。アニメそのものは割と残念な感じの仕上がりだったのでアレですが(そもそもるろお絵はアニメにするの無理ってずっと言われてる)(だから機巧少女はかなり頑張ったと思ってる)、ほんとこの頃からざーさんの演技やべぇなと思ってました。
そんなざーさん、今期もメインキャラをバリバリ演じてて本当にすごいなと思います。
ハコヅメの牧高ちゃん役は必見です。というかアニメが大変良く出来てるからみんな履修して、んで原作も読んで。