キンモクセイです
定期的にキンモクセイ聞いていい気持ちになる
4年前に”活動休始”して2年前にフルアルバムをリリースして今年デビュー20周年を迎えたキンモクセイ。
あたしンちの主題歌「さらば」や紅白でも披露した出場した「二人のアカボシ」はあまりに有名な曲ですが、最近聞き直して良いなって思ったのが「同じ空の下で」という楽曲。
キンモクセイはなんかこう……聞いてテンションブチ上がる! って感じよりもしっとり聞き惚れるのが似合う曲が多い気がします。それこそ、近所を散歩しつつ金木犀の香りでも感じながら。
セレモニー、ほんと好き
金木犀にわかのワイ
こんばんは、近所に曼珠沙華の花が咲いていてほっこりとした気分になったLITさんです。
一般的には彼岸花の名前で呼ばれるこの花、名前のイメージと球根の毒性からあまりいい印象を持たれない事が多いですが、筆者は好きなんですよね。いいじゃないですか、この独特の花弁の形といい鮮やかな赤といい、見惚れてしまうというものです。
さて、キンモクセイいいよねっていう話をしておきながら実は筆者キンモクセイを間近で見たことがありませんでした。
いやまぁデビューして活動休止にまでの時代はまだ子どもでしたからね、ライブ行ったりすることもなかったですし。そもそも「『あたしンち』の主題歌の人」という認識しかなかったですしね。他の楽曲を知ったのも、4年前に”活動休始”したあとのことです。
じゃなくて。
ホントの(?)金木犀の方。
驚かれるかもしれませんが、LITさんキンモクセイというものを恐らく見たことがないまま現在に至るのです。という話をすると驚かれるかもしれませんが、調べてみたら東北の南部までしか分布してない花なんですね。筆者が住んでいた地域がギリギリ育ててるかどうかってところだったので、たぶん気付かなかったんだと思います。
数日前のことでした。
仕事場へ向かうために最寄り駅まで歩いていたときのこと、ご近所の老人達が数人で立ち話をしていました。各々が手に小さなオレンジ色の花が付いた枝を持っていて、なんだろうきれいな花だなぁと思いながら脇を通り過ぎ――
ふわっ
知らない香りに、思わず足を止めました。
ほのかに甘い、今まで知らなかった香り。そう言えば、ここ数日仕事の行き帰りにこんな香りを嗅いだ記憶がある。その時は気にも留めなかったけど、そうか……これがキンモクセイの香りだったんだ。
三十歳もとっくに過ぎてからの、あまりに遅い金木犀デビュー。噂に違わず、本当にいい香りでした。これは好きになる人がたくさんいるのも納得できます。調べたら、9月末から10月にかけてが最盛期を迎えるキンモクセイ。秋のちょっとした楽しみとして、気軽に香りを感じながら歩いていきましょうかね。