ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

LITさんは細音構成に飢えている。

世界録もいつかアニメ化を……

 

神は遊戯に飢えている。5巻無事に読了

細音啓先生が手掛けるMF文庫最新作「神は遊戯に飢えている。」

最新5巻を読み終えました。

アニメ化企画も進行中とのことで、ますます楽しみが増えますね。

 

しかしまぁ、細音先生ほんとにすごい。何がすごいって、出してる作品がほぼ全部ヒット作なんですよね。

デビュー作の「黄昏色の詠使い」は賞レースで残った作品がそのまま売れ続けて無事に完結したハズだし(未履修)

同じ富士見で行くと、絶賛刊行中の「キミ戦」はすでにアニメ二期が決まっている人気作になっています。

fantasiabunko.jp

個人的にはMF初作品の「世界の終わりの世界録」が1番好きなんですよね。物語構成、キャラクター造形、話の展開、そのどれもが本当に素晴らしくて。最終巻は読みながらボロボロに泣いていたのを今でも覚えています。いやまぁそんなに昔の話じゃないのでアレですがね。

 

えっ、完結が2017年…………?

 

細音構成というのは筆者が勝手に呼んでいるだけです

1番続いてる趣味がラノベなんだよなぁと改めて実感するLITさんですこんばんは。

あるいはゲームでしょうか。まぁゲームに関しては細く長くと言ったところですが、物心ついた時からずっとゲームには触れてますね、実際。

 

細音啓先生の書く物語って、個人的にすごく好きなんですよね。全部読んだわけじゃないので必ずそうとも言い切れないんですが、ざっくり二部構成に分かれている作品が多いんですよ。

仲間を揃えて関係を深めていき、主人公が目指していたひとつの目標に向かって進んでいくのが前半。だいたい前半のラストあたりで隠されていた世界の秘密やそれに深く関わる人物が現れて、仲間が一度バラバラになったりならなかったりする。そこから後半が始まるという展開になっていきます。

仲間が再集結して、前半には見えていなかった世界の仕組みやそれにまつわる強大な敵との戦いが最後に待っていて、それを乗り越えて大団円……という構造なんです。「世界録」や「キミ戦」は本当にこの構造でしっかりと物語が進んでいて、「神は遊戯に~」もまさにそういう展開に突入していってる感じがあります。

 

これ、ちょっとやそっとじゃ真似できないです。

賞レースに出すのだとしたらそもそもこんな連載向きの作品じゃダメっていうのもありますが、1巻の売れ行き、それも発売から1週間、下手したら3日の売れ行きで全てが決まると言われているラノベ界隈において、1巻がきっちりしっかり面白くて読後の満足感が半端ない。それでいて、キャラクターがしっかり引き立ってるんですよね。

ほんと、冗談抜きで筆者が今1番うまい書き方してるなって注目してる作家です。あと、地味にスターシステムというか共通で使われる名前がいくつかあるのもフフってなっていいですよね。

 

どっかで黄昏色の詠使いも履修しないとなぁ……と思いながら、積み本が増えるLITさんでしたとさ。

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