元画像は↓
参加資格はただ2つ、満腹であること、そして酔っ払いであること
もはや恒例となった、社長と同僚と3人で酒を飲んで帰るという会。
どうせ一軒では終わらないだろうなぁと思いつつ、向かったのは宮城出身の大将が営む居酒屋でした。ホッケの刺身に鰻にイワシの丸焼き、どれもこれも本当に美味しくてそりゃあもうバクバクと食べました。三角揚げって知ってます?
仙台名物の美味しい油揚げなんですが、これがまた酒の肴にちょうどいいんです。
そんな美味しい料理が並ぶので、当然お酒も進みます。
とりあえずビールからスタートして、お代わりもして、その後は熱燗、ハイボール、ハイボールと1軒目からいい感じで満腹感と酔っぱらい感を高めていきます。いやぁ、美味しかった。また人の金で行こう。
で、そのまま2軒目へ。
近くの蕎麦屋に寄ったんですが、正直蕎麦食べる程お腹減ってなかったんですよね。でも、やっぱり蕎麦屋来たら蕎麦を食べるのが礼儀ってものでしょう? 一人一人前の蕎麦と、天麩羅の盛り合わせを頼みます。ついでに黒霧をロックで。日本酒と迷いましたが、蕎麦には焼酎が合う。
デザートに、これまた絶品のそば茶プリン。
ほんっとうにこれが美味しい。野郎3人でプリン食って解散という、なんとも素敵な花金になりました。もう気を抜いたら寝てしまいそう。ということで、満腹酔っぱらい帰宅選手権エントリーナンバー1LITさん、いざ出走です。
大事なのは意識を保つこと、座らないこと、文明の利器に頼ること
1時間以上の部参加者の筆者は、3つのチェックポイントを通過する必要があります。
ひとつ目は、仕事場の最寄りから一駅先の乗り換え。いやいやLITさん所詮一駅でしょう? 誰が乗り過ごすっていうんですか?? そう思ったアナタは甘い。そば茶プリンより甘い。乗り過ごした人が実際にいるんだから油断しちゃいけません。まぁLITさんって人なんですけど。
反省を活かすのが出来る社会人。電車に乗ったらガラ空きの車内で、しかしつり革を掴みしっかりと両足で立ちます。たかが一駅、されど一駅。気を抜いたら寝落ちしてしまいそうな、たかが数分が無限にも感じられる時間の海を乗り越え、ようやく乗り換えという名のチェックポイントに到着。
第一チェックポイント(乗り換え1回目)通過。第二チェックポイントまで頑張りどころです
— LIT/litoruman (@hibihibi6969) 2023年3月17日
ここから第2チェックポイントまでが地味に長い。
やはり空いている車内でつり革に掴まるというかぶら下がるみたいな不格好な姿勢で、なんとか寝ないことだけを考えてYoutubeで適当な動画を流します。ハッキリ言って内容なんざ覚えていません。いつもならブルーライトを抑える夜間モードで視聴する時間なのですが、夜間モードを切り画面の明るさは全開にして覚醒を促します。
途中、スマホが手から落ちた音で寝落ちしかけていたことに気づきました。立ったまま半分寝てるあたり、こりゃあいよいよ脱落一歩手前。反り立つ壁の前で倒れてきた数万人ものサスケ参加者の気持ちが今分かる気がします。しかし筆者超えなければならない、乗り換えという名の反り立つ壁を。
なんとか第二チェックポイントを通過。最終チェックポイント(最寄り)に向けてラストスパートに入りました
— LIT/litoruman (@hibihibi6969) 2023年3月17日
ここまでくれば、あとは十分少々。しかし、同時に1番取り返しのつかないミスが起こりがちなポイントでもあります。時間の都合上、乗り過ごして数駅先まで行ってしまうと戻りの電車がないのです。そう、終電です。過去、何度もやらかし何度もここで脱落し何度もタクシーに課金をして帰ってくるという苦い経験をした、このラストスパートの空間。眠気はすでに限界突破、もう立っていることすらままなりません。座りたい、座って楽になりたい。でも座ったら絶対起きられない。誰か、誰か最寄りで起こしてくれる眼鏡のよく似合う黒髪美少女は――いや、待てよ?
チートアイテム(目覚まし)に頼ります
— LIT/litoruman (@hibihibi6969) 2023年3月17日
そうだ、筆者には文明の利器があるじゃないか。スマホに入っているフリーのアラームアプリ、これを使えばイヤホンからのみ音が流れるように出来る。最寄りの一分前に鳴るように設定すれば、完璧じゃないか?
眠くて酔っ払った頭でなんとかアプリを起動し、乗り換えアプリで調べた時間に合わせてアラームの時間を設定します。テストで無事イヤホンからしか音が鳴らないことを確認すると、椅子に深く腰を沈めて、ゆっくり目を瞑りました。
ピピッ、ピピピピッ、ピピピピピッ
目が覚めると、イヤホンの向こうから車内アナウンスの声が聞こえます。
「次は、○○。お降りのお客様は~」
見事に、最寄り一歩手前。完璧な作戦です。あとは、荷物を持って電車を降りるだけ。駅を出た先が土砂降りだったとしても、無事に降り立てばそれで筆者の勝ちなのです。
満腹酔っぱらい帰宅チャレンジ、無事完走しました!たくさんのご声援ありがとうございました!!
— LIT/litoruman (@hibihibi6969) 2023年3月17日
満腹酔っぱらい帰宅選手権(1時間以上の部)日本代表、LITさん。記録は1時間ちょっと無課金(タクシー等に課金しないこと、定期圏内で終わらせることを言う)で無事完走です。
で、今安心してブログ書いてるってわけよ。次は酔っ払いブログ部門でお会いしましょう。それでは皆様、よい週末を。