おつかれさまでした。
上岡龍太郎さんは世代じゃないんですよね
5月に亡くなったことが発表になった、上岡龍太郎さん。
直撃世代の人たちにとっては、それはもうレジェンドのようなスターだったと聞いています。生憎と世代が違う筆者には今ひとつピンと来ないわけですが、それでも便利なネット社会。昔の映像を断片的に見たことは一度や二度ではなく、その度に「天才ってこういう人のことを言うんだろうな」と思ったことは確かです。
とあるYoutubeのチャンネルで、上岡龍太郎さんの喋りはペテンでありそれでいて相手を納得させる、感心させるというものだと言っていました。これは本当にその通りで、筆者のような素人が付け焼き刃でどうにか出来る領域のものじゃありません。
賛否はあるかもしれませんが、この芸を踏襲しきったのは紳助さんくらいだったんじゃないかなぁ……
時代に合わないとかなんだとか色々と言われていますが、筆者は未だに紳助さんの話術は天才のそれだと思ってます。これも、やっぱり到底真似できるような芸じゃない。いやまぁ紳助さんは天才肌に見えてその実びっくりするくらいの努力家だという話もありますので、天才の一言で片付けてしまうのも失礼かもしれませんが。
日本で一番頭の回転が早いタレントは、と聞かれてくりぃむ上田以外の答えが筆者の口から出る日は来るだろうか
紳助さんはトーク力もさることながら、場を回す天才だったんですよね。過去にやっていた番組の映像を見ると、本当にそう思います。頭の回転が尋常じゃなく早かったのか、それともどこかで言っていた通りあらゆるパターンを想定していたのか。それはわかりませんが、じゃあ現役のタレントで一番頭の回転が早いのは? と聞かれたらくりぃむしちゅーの上田さんじゃないですかねやっぱり。
ANN55周年特番からもう3ヶ月経ったんですね。本当に、老いというのを一切感じません。昔から、それこそ海砂利水魚時代からバチクソに頭が良くて面白かったんですよね。ネタもさることながら、バラエティ番組での立ち回りが本当に天才的でした。銭金とかほんと、面白かったよなぁ……
人間を相手に話すということをするに当たって、筆者も筆者なりの師と仰ぐ人はいるわけで。それは紳助さんでも上田さんでもないんですが、本当にあの手の天才っていくらこっちがそれっぽく真似ようとしても無理なんだよなぁ……と、ラジオを聴きながら思うのでした。