LITさんはヤクルトファンです
社畜飲みinヘルプ先with眼鏡美人
お盆休み前最後の平日、筆者は都内某所に居ました。
いつもの仕事場から離れ、やってきたのは月に一度のヘルプ先。そうです社長の目が離れたところで眼鏡美人と半日合法的に仕事して給料が貰えるという筆者だけに与えられた福利厚生の日です。
と、思っていたら眼鏡美人は事務所に戻ってこないわ原因不明(調査中)のトラブルと手前のやらかしが重なって対応に追われるわで、まぁーーー酷いことに。でもね、いいんです。そんなことはどうだっていい重要じゃない。その後、ヘルプ先の人たちと社長と筆者とで飲み会があったのだから。オシャンな肉バルもお高いワインも、眼鏡美人の前では全てが霞みます。眼鏡の可愛い女を見ながら飲む酒が一番美味いってアカシックレコードに刻まれてるのを夢で見た気がするので間違いありません。
一軒目を終えて二軒目に立ち寄ったスナックでは社長の金でシャンパンを2,3本開けながら終電ギリギリまで騒ぐっていう、まぁほんと令和最新版の酒飲みだよなぁと自分に言い聞かせるそんな飲み会でした。どんな高級なプレゼントよりも眼鏡美人のお酌が一番の誕生日プレゼントです本当にありがとうございましたまた来世にお会いしましょう ~fin~
みんなユニフォーム着たまま帰ってくるんだよな
帰りは、そこから家まで約1時間という長旅。普段ならもっと早い乗り換えがあるんですが、終電ギリギリだったのもあって最短の乗り換え電車がもう終わってるっていうね。
それもなんとかかんとか寝ずに乗り切り、最後の乗り換えを終えてフッと席に座ると、目の前には横浜DeNAのユニフォームを着た恐らくご夫婦と思わしき男女が座っていました。横浜で試合見てきたんだなぁと思いながら駅について電車を降りると、そのご夫婦も一緒の駅でした。
事故が起きたのは改札を抜けた後。前を歩く奥様が財布の中身をぶちまけたんですよ。軽くお酔いになられていたのか、覚束ない手付きで小銭を拾い集めるご夫婦。たまらず筆者も手を貸します。
LIT「そのユニ、もしかしてハマスタ帰りですか?」
旦那「はい、そうなんですよ」
奥様「三連勝です!」
LIT「おめでたいですね~」
旦那「まだまだこれからですから。ファンも誰一人として優勝諦めてないっスから」
LIT「やっぱ牧好きなんですね」
背中の背番号2を筆者は見逃していません。
奥様「実は~、9日もハマスタで見てたんですよ~!」
旦那「ヒーローインタビュー見て泣きそうになったね」
いやぁ真っ直ぐなファンってかっこいいものですね。
旦那「お兄さんはどこファンなんです?」
LIT「ヤクルトファンなんですよ」
旦那「いいチームですよね。高津さんと番長同世代同士いいチームになってホント頑張っていきたいですよね」
奥様「すみませんお金拾うの手伝ってもらっちゃって」
LIT「いえいえ、お互いファンとして頑張りましょう」
そのまま駅の出口で分かれたわけですが……いやー、なんだろう。
横浜最高!
9日に牧と一緒にお立ち台に上がった大田ばりに叫びそうになるくらい、めっちゃ良いファンでした。敵チームのファンにもリスペクトが溢れんばかりという心意気。同じ駅にそういう人が住んでるって思うとニッコリしちゃいますね。我らがヤクルトスワローズ、前半の不調を引きずり5位に甘んじているわけですが、シーズンはまだこれから。目の前の一戦一戦をしっかり戦い抜いていってほしいですね。