学校で暮らすのはちょっと……(アニメはよかったですよね)
土曜の半ドン、あれはあれで良かった
令和どころか平成キッズですら歴史の教科書案件な気がしますが、毎週土曜日まで授業だった、そんな時代がたしかにありました。筆者も流石に毎週土曜授業があるほどの世代ではありませんが、隔週土曜日は学校でしたね。どこかの段階で完全週休2日になったのは、まじで嬉しかった。だって土曜日に学校いかなくて良いんですよ? こんなに嬉しいことがあろうかと言うものです。
えっ、友達と、学校で、過ご……す? 恋……人………………?
半日授業の日は、学校行ったのに家で昼を食べるっていう謎の役得感がなんだか嬉しかった記憶。土曜の昼なんて親もロクに作るのが面倒だから、残り物だったり買って済ませたりとテキトーだった記憶があるんですが、果たしてこれは真実なのかネットによって書き換えられた記憶なのか。少なくとも父親が無駄に張り切って料理するなんてことはなかったと思います。土曜日も仕事してましたしね、ウチの父親。
オレンジ支店とかぶどう支店とか見るとかわいいねって気持ちになる
高校の卒業式でもらった印鑑をずっと銀行印として使ってるLITさんですこんばんは。
意外と知られてないみたいですが、ぶっちゃけ100均のハンコでも(無論シャチハタは駄目ですが)銀行印には使えます。ただなんかあった時に悪用されるよねって話があるだけで。
こういう“生きていく上で案外知らないこと”ってみんなどこで教わっていくんでしょうね。学校じゃ教わらないけど生きる上で大事なことって結構あるよなぁと実感することが、大人になると増える気がします。公共料金は水道が一番止められるのが遅いとかね。払えよって言われそうですが、それができたら苦労しないんですよわかって。
よく「学校の勉強なんて大人になったら何も役に立たねぇぜ!」って意見を目にします。実際はその通りで、特に中高の勉強なんて本当に役に立たない知識が多いです。だけど、存外小学校で学んだことっていうのは役に立つ場面が急に来たりもするわけです。
「振込行ってきまーす」
仕事場ではなんちゃって事務員さんなので、事務用品の発注から振込から社内システム刷新の担当までなんでもやらされますいややっぱ最後の違うのでは????
そんなことを考えつつ銀行に着き、アホほど並んでる列を見てグッタリして、そういや今日は年金支給日かと思い立ち……そんなことをしている間に自分の出番がやってきます。
『――お振込先の支店名を選んで下さい』
ATMが喋ります。
手元の資料を見ると、「俱知安町支店」とあるので、「く」を選択し……思わず手を止めます。当たり前のように倶知安(くっちゃん)を読んでいましたが、北海道の地名って当たり前のように難読地名が多いんですよね。こういうのを当然のように読めるというのは、あるいは学生時代の賜物だったのかもしれません。
家で唐揚げが作れるのも、長襦袢に半襟が付けられるのも、思い返せばちゃんと学校の授業が役に立ってる場面なんですかね。勉強するのは嫌いだったけど、とりあえずぶん投げない程度にやっといてよかったのかなぁと思う、そんな一場面でしたとさ。