今度はもっとゆっくり散策したい
中華に始まり中華に終わる、そんな2023年でありたかった
さぁさぁやってまいりました弊ブログでも随一の人気を誇らない町中華放浪記の企画。この記事を読んで果たして何人が足を運んだのかあるいは運ばなかったのかもしくは食べログに低評価を付けたのかいや最後のは普通に迷惑だから即刻やめろ。
実際この隅付き括弧を付けた記事は少ないものの、数年前から定期的に美味しい町中華のお店を紹介する記事は書いてたりします。そんなLITさん、2023年はビシッとバチコリと美味しい町中華を食べて締めたいと、そう思ったわけです。
舞台に選んだのは、大都会赤羽。
あのタラコひろゆきを生んだ街として有名な赤羽です。いやそこは素直にエレカシと関連のある街とか言っとけよなんか印象悪いだろ。
その赤羽で筆者が目をつけたのは、コチラのお店。
「香港料理 喜楽坊」駅から徒歩数分、歓楽街にある名店と名高い店です。1年のラストを締めくくるにはもってこいの店でしょう。ウキウキしながらエレベーターを降り、店の前で看板をパシャリ。
あぁ……絶対美味い店だ。これは勝ち確。
店員「ゴメンネー今日宴会デイッパイナノ」
そんなことがあっていいんですか!? 許されるって言うんですか!?!?
こうして2023年最後の町中華企画は無事にボツと相成りました。
2024年も美味しい町中華を探して旅したいと思います。
ここも”また”だった
トボトボと店を出て、そのまま赤羽の歓楽街をフラフラと歩く筆者。年末の浮ついた空気感が、完全敗北者に深く突き刺さります。まるで年始早々内田雄馬が日高里菜と結婚したというニュースを目にした世の中のオタク(どちらも)のように。
それにしても、この赤羽という駅。初めて降りたにしては、妙に懐かしいというかどこかで目にしたことがあるかのような、そんな不思議な空気が漂う街です。根が悪名高きにちゃんねらーなので悪の権化たる2chを生み出したひろゆきが生まれ育った街に親和性があるのでしょうか……なんて考えつつ、赤羽駅に戻り――
赤羽駅を改めて見た時、すべてが繋がりました。
初めて降りた駅だと書きましたが、それは半分だけ正解で半分は不正解だったのです。降りたことはたしかにありませんでした。でも、この駅から乗ったことは一度だけありました。いや降りてないのに乗るとかどういうこと? とお思いのアナタ、まだまだLITさんに対する理解が浅い。
答えはこうです。
某月某日、LITさんは社長と二人で終電ギリギリまで酒を飲み、ヘロヘロになりながら電車に乗り込みました。京浜東北線に乗り、なんやかんや乗り換えしつつ池袋まで向かうのが酔っ払い帰宅RTAの第一関門なのですが、ここでLITさん早くも撃沈してしまいます。そうして、ハッとなって気付いた駅で慌てて降ります。これはもう最終電車なので折り返しの電車もこのあとの電車もありません。っていうかここはどこ?
改札を出て、階段から転げ落ちそうになるのを必死に堪えながら駅を出て、振り返った駅の看板には「東十条」の文字。いやどこだよ。マップを見れば、どうも王子と赤羽の間の駅らしいことがわかります。まぁ言うて23区内ですからね。そのへんのネカフェにでも泊まって帰れば何も問題有りません。さぁネカフェネカフェ……
ない!!!!!!
いやまじで一軒もねぇでやんの。ネカフェないとか東京23区として恥ずかしくないの? とか北区に全力で喧嘩を売る帰宅難民のLITさんがたしかにそこに居ました。しかし、路上で寝るには寒すぎる、そんな季節です。地図の範囲を広げて調べると、どうやら赤羽まで歩けばネカフェかなにかがあるみたいです。たかが一駅、されど一駅。徒歩20分の距離をひいひい言いながら歩き、すっかり寝静まった赤羽駅の近くにあるネカフェで一夜を過ごしました。
というのが事の顛末です。
そりゃあ降りたことなくても乗ったことはあるわけですよね。なんだか見覚えがあったのもその通りで、ネカフェを探してフラフラと歩き回ってるわけです。東京はそんな街ばかり、むしろそんな街しか無いまであります。今年もそんな街が増えるのかなぁ……いやその前に仕事場の近くに引っ越したい。