ゆたんぽを抱いて寝る。

ゆたんぽを抱いて寝る。

猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

アキバのメロブでしか得られない謎の安心感がある

ゲーセンビルの地下にあるってのがまた風情があっていい

 

本を仕入れました

七野りく先生の「辺境都市の育成者6」と西尾維新先生の「怪人デスマーチの退転」を新たに購入しました。

育成者は1巻が出ていた時になんの気無しに買ったのが思いの外面白いのとサクッと読めるというので買い続けて、ついに完結のようです。まぁまだ5巻読んでる途中なので6巻に手を掛けるのはもう少し後になりそうですが。

怪人デスマーチに関しては、昨年刊行された返却怪盗シリーズの2作目ですね。1作目の「怪盗フラヌールの巡回」は西尾維新作家生活20周年記念で刊行された新シリーズだったわけですが、20年経ったところで良くも悪くもやってること変わらんなこの人、という安心感を噛み締めながら読みましたね。キドナプキディングもそうですが、令和になっても××××が××××なトリックを平気でやってのけるのは、ある意味お家芸なのかもしれません。その、2作目。さて、どんな仕上がりになっているやら。

 

構造的欠陥に誰も突っ込まなかったのだろうか

久々に、秋葉原メロンブックスに行きました。

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メロブしかりとらしかり、同人ショップってどこか安心するんですよね。どれだけ時代が変化しても、変わらないものがそこにあって。地下の空調もへったくれもない小汚い店舗の中にいるのは、純度100%のオタクばかり。夏になれば汗と体臭とその他諸々のどす黒い何かが混ざりあった独特のスメルが充満していて、さながら小さな夏のビックサイト三日目のような心地です。

ダルダルのTシャツを着て首に巻いたアニメグッズのタオルで汗を拭うデブ・ハゲ・不衛生の三拍子揃ったいかにも「オタクでござい」な感じの客は、もう秋葉原の地上にいなくなりました。そんな貴重なオタクを眺めながら目的の本を手に取り、レジへと向かいます。えぇ、それはもう正々堂々と我が物顔でエロ同人コーナーを抜けて、です。いや、仕方ないんです。一度でも利用したことがある人なら知っているでしょうけれども、アキバメロンはそういう構造なんですから。

レジへと続く道が、ずっとエロ同人コーナーなんです。いや、まじだから。

列に並びながら、ホットなエロ同人のジャンルを吸収します。やっぱFGOは強いな、とか、なるほど水星の魔女はたしかに百合界隈に人気だよな、とか、ぼざろはなんだかんだエロ同人映えするよな、とかそういう市場調査も兼ねた待機時間です。

「俺さぁ、fateのエロは抜けないんだよな」

「わかる~。ああいういかにもエロで売ってるのはちょっと違うっていうか~」

紀伊國屋書店では聞けないような会話を盗み聞きしつつ、更に待ちます。いや、そもそもfateはエロゲだろ……とは言いません。若い子にとって型月はFGOの会社でしょうから。イリヤルート実装版FateS/Nを待っているのはLITさんだけで十分です。イリヤは合法。

 

そんなこんなで、十分少々の滞在でしたが非常に満足しました。世の中には陽のオタクと陰のオタクが居て、最近は陽の方々の市民権が随分と認められてきた気がします。お天道様の下でオタ活推し活を楽しむ、大いに結構。でも筆者はやっぱり、こういう死んだ目をした社会不適合者の巣窟みたいな空間に居心地の良さを覚えるのでした。

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