この型式のいなほが懐かしいですね
紛失に気付いたらとりあえず電話してみるといい、一生繋がらないから
実家からの戻りの電車の中で、不意に財布がない事に気が付きました。実家に問い合わせてみるも、どこにも見当たらず。あるとすれば、乗車駅に落としてきたかあるいは盗まれたか。
こんな時は、JR東日本お問い合わせセンターに電話してみましょう。
えっ、扱ってないって言われた? 「大阪駅で忘れ物したんですけど」って言ったら「あ、それウチじゃないんで」だって? まったくよぉ……
などということは起きませんのでご安心を。
代わりに、マジで一生繋がらない地獄を味わうことになります。
嘘だとお思いでしょう?
マジです。大マジです。本気と書いてマジです。19時半頃紛失に気付いたんですが、20時まで掛け続けてもずっっっっっっっっっっっっっと繋がらない状態でした。ちなみに翌日も朝8時から数分おきに掛けてましたが、話し中になるか「電話が大変込み合っており、そのままお待ちいただくか掛け直すか……」というメッセージが流れ続けるだけでした。
コールセンターに3人くらいしか居ないんじゃね? というレベルで電話のお問い合わせがマジで使い物にならない。
じゃあウェブから問い合わせたらどうでしょうか。
これも、結局最初に送ってから1日後に「追加で情報入れてね」的なチャットが返ってきました。結論から言ってしまうとこの時点で財布の所在も返送方法も返送先も全て手続きが終わっているので、これもまじで使い物になんねぇな……状態でした。
車掌は神様。お気持ち表明していくタイプの乗客です
20時を回って「時間外です」アナウンスが流れ途方に暮れている筆者の横を、車掌さんが通り過ぎます。最近は検札もすっかりご無沙汰どころか新幹線に至ってはeチケット普及お陰で紙媒体のチケットがそもそもありません。
と、ここで筆者ひらめきます。
車掌なら、駅の直電知ってるんじゃね?
白状すると、十中八九知ってるとは思ってました。JRにはJR専用の電話回線が設けられており、おそらく忘れ物センターもその中にあるはず。乗車駅に直接掛けることも彼らは可能なのでは……という算段でした。
車掌さんは大変丁寧に対応してくださり、時間をいただくと言い残して去っていきました。
それから、約30分後。
車掌「先程のお財布ですが、◯◯駅にあるということがわかりました」
これぞ神の啓示。とにかくこの一言が聞けただけで一安心です。聞けば、カード類もそのまま入っていたとのこと。焦って止めなくて良かった。今後の受け取り方についても教えてもらい、車掌さんを見送りました。
いやぁ、すげぇなJR東日本。社員教育がドチャクソ行き届いてる。
あまりの対応に感動しすぎて、JR東日本のHPからお気持ち文送っちゃいましたよね……
対応してくれた車掌さんに感謝。