忘れられがちな四扇五煙草六座頭も仲間に入れてあげて
やっと見た
ようやく見た初夢が、我ながら実にカオスだったのでお伝えしておこうと思います。
世紀の大怪盗であるところの筆者。普段は世を忍ぶ仮の姿として手品師の仕事をしながら細々と食い扶持を稼いでいて、この日は雲の上に浮かぶ島（電車は通ってる）の幼稚園でマジックショーの仕事でした。
正直あまりやる気のない仕事で、普段は思うこともないのに「怪盗の仕事で呼び出しかからないかな」なんてぼやいていると、懐のスマホが鳴り響きます。
「人手不足ですぐに来てほしい。今どこにいる？」
相手は、怪盗集団のボスでした。仕事はいつもボス経由で回ってきます。
「今はXXXX（雲の上）で仕事中。どうする、飛べばいい？」
電車を待つより、空を飛んだほうが早いと判断しました。怪盗なので空くらい飛べます。
「駅まで迎えをやるので、そこで落ち合おう」
電話を切り、七つ道具を身に着けます。縞のネクタイに、シルクハット、燕尾服と他4つ（覚えてない）を身にまとい、駅まで猛ダッシュ。
というのが今年の初夢。正確には、記憶として残っている初夢。
どっから怪盗というワードが出たのか。直近で読んだ「怪盗フラヌールの巡回」がそんなに深層心理に刻み込まれていたのか。
なんにしても、前途多難な夢だなオイ。
占ってみた
こんばんは、占いは1位のときだけ信じる派のLITさんです。
「夢占い」というものがある、というのはなんとなく薄ぼんやりと知っていました。
今ならネットでなんでも探せる時代、ちょっとGoogle先生に聞けば「えー、まじー？そんなことも知らないのー？っていうかタダで教えて貰おうとか、令和なのにまじヤバくなーい？？そこはー、誠意ってものを見せてもらってさぁー」って言いながら履いているローファーを突き出してきて――いやいや、なんで急にグーグル先生がドＳなギャルになってんのよ違うでしょそうじゃない。
試しに夢占いでググったら、キーワード入れると占ってくれるところが見つかりました。
キーワードは「怪盗 雲 シルクハット ネクタイ」
こんなところでしょうか。さて、結果は……
蝶ネクタイは書いてないんですが、ネクタイに関してはなんかもう身も心も社畜に染まっちまったな……みたいな気持ちになってなんとも微妙です。雲、将来の計画の見直しってなにがあるんでしょう。独身孤独死コース以外の計画となると、あとは中身が女子高生と知らずに女子大生と名乗るネット上で知り合った女の子とお金を介した関係になったのが明るみになってしめやかに社会からドロップアウトするコースしか無い気がするんですが。いや、それは宝くじで10億当たった後のプランだからそれはないとして。
帰省する度に「結婚は？」と聞かれるのにも、言った相手もそろそろ本気にしてないということにも慣れてきたので、実際問題結婚は遠き理想郷と書いてアヴァロンでしかないのだけれど、夢占いといいこの間のおみくじといい、どうもそっちの方に誘導されていってる気がしてならない２０２３。
こんなこと言ってて２，３年のうちにいきなり結婚しましたとか記事が上がったら笑ってください。それはないと思うので、もしそうなったら鼻でスパゲティ食べてもいいです。
