食べる子は好きです
仕事終わりはビールと焼肉で乾杯
社長がどこで貰ったのか、不動前にある焼肉屋「乙ちゃん」のチラシを見せてきた。ふむふむ……えっ! 黒毛和牛のリブロースが食べ放題!? 豊富なサイドメニューもついて、5490円で??
肉自体はリブロースとホルモンだけと少ないながらも、豊富なサイドメニューも魅力的。美味そうなメシには目がない社長の提案で、筆者を含む数名は一路不動前へと向かうのであった。
で、社長これどっから貰ってきたの?
えっ、目黒のキャバクラ????
いやいや、LITさんキャバクラは流石に――いやまぁ社長の奢りなら別ですか(クズ)
美味い肉は最終的に白飯を育てるエサになる
席に着き、まずは飲み物の注文。人の金で飲む酒は美味い教の信者なので、もちろんビールです。
そして運ばれてくる、リブロース!!!!
圧倒的ボリュームとビジュアル的破壊力。これを網で焼いて食うと想像しただけで涎が止まりません。
両面をさっと焼き、塩コショウを振り、一口……
柔らかくて肉の旨味がギュッと詰まったリブロース。これはんまい。気付けばビールもすっかり空です。すかさずおかわりを頼みつつ、予め頼んでいたサンチュで巻いてパクリ。あー、正解の味。
あっという間に肉も食べ尽くし、おかわり肉と言う名の第二ラウンド開始。薬味もデフォの塩コショウ、レモン汁、焼肉のタレ以外にワサビやポン酢もサイドメニューとして頼めるので味変したい人もこれには満足です。
しかしながら、30代の筆者を最年少に、40代50代が集まる高齢化集団。おかわり肉の脂に徐々に箸の進む手が遅くなります。社長に至っては早々に肉を放棄してワイン飲んでる始末。
しかたない、ここはLITさんの出番です。
ビールを2杯目で手放し、白飯を投入。肉をタレに絡め、白飯の上でワンバウンド、メシと一緒に口の中へシュート!
……極上だ。
筆者の中の世界最強のスパイもそう言ってます。やっぱりね、焼肉は最終的にタレとメシに帰結するって死海文書にも書いてましたからね。
酒飲みモードから飯食いモードに早変わりし、残ってた肉も全部平らげました。食べ放題でお残しはご法度ですからね。いやぁ美味しかった。
食べすぎて帰ってから腹痛で苦しむ未来を、このときの筆者は知らない。
もう若くねぇな、うん。