ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

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【読書記】「怪異と乙女と神隠し」6巻が猫に泣かされたり花火で悶えたり情緒大変だった

非常に良かったです

 

『怪異と乙女と神隠し』とは

太眉恵体女子が可愛い漫画。

以上。

 

というわけにもいかないので過去記事を読んでね。

 

その「怪異と乙女と神隠し」(通称“とと神”)の6巻が出たんですよ。5巻が絶妙な引きだっただけに長いこと気になってましたが、いやぁ良かった。今日は本編の内容に触れながらタラタラ感想を書いていくので、ネタバレ嫌な人はぶらブラックサンダーアイスチョコミントの画像を見てお帰りくださいこれが夏の楽しみまである。


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「猫の王」編、感動の完結

5巻で巨大な猫に襲われながらもその謎を解き明かした菫子さんとシズクでしたが、結末が本当に良かった。何度も泣いてしまいました。

「猫の王」は今際の際に自分だけが“猫”なのだと知って複雑な思いを抱えたまま化け猫として80年以上も生きてきました。大好きだった家族の菩提寺は見つかったものの、当然家族は誰も――と、思っていたところに

 

「猫だーーーー!!」

 

かつて一緒に時を過ごした“おねえちゃん”そっくりな女の子と、車椅子の老婆が現れます。女の子にひいお婆ちゃんと呼ばれた老婆は猫の王を見て、

「あんた…すずかい?」

その言葉に、思わず飛びつく猫の王……いや、すず。

 

もうね、このあたりのコマもセリフも全部素敵過ぎてね。猫好きにぶっ刺さる内容でした。泣いた。べしゃべしゃに泣いた。コマぶち抜きのページの構図がまじで神がかっでた。ありがとう……ありがとう……

 

これが「幕間」だと……?

猫事件も解決し、御一行は夏祭りへ行くことになりました。ここまで主人公の化野くんが一切出てこなかったわけですが、それもそのはず。前の事件で瀕死の重傷を負ったせいで人としての形すら保てていなかったのですから。

そんな不安定極まりない化野くんもなんとか参戦し、シズクと畦目先生も加わった花火大会なんですが……いやぁーーーーーーー、ヤバいね!(語彙力)

もうこればっかりはネタバレしちゃいけないと思ってるんで今すぐ5秒以内にワンクリックもしくは1タップで買って読んでほしいんですけど、尊さにゴロゴロと悶え転げまくりました。かぁーーーー、これだから太眉恵体団地妻はよぉ!! って一人で叫ぶなどしてしまいましたね、ハイ。

次から始まる本編までのつなぎ、幕間という位置づけらしいですが、こんな豪華な幕間でいいんですか????

 

バランス感覚が本当にすごいのよな

とと神、個人的にこのギャグとシリアスと感動のバランスが素晴らしい作品だと思ってます。単なる妖怪モノではなくそこに都市伝説やネットミームを混ぜることで令和最新版の姿にアップデートされてるところ、シリアスシーンの中に邪魔しない程度のギャグを挟む技術、絶妙な性癖に刺さるキャラ達、そして作画。

どれも本当にバランスよく仕上がってるから何度も読みたくなるんだろうなと思ってます。来年のアニメも、そして続刊も楽しみです。

 

 

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