ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

「赤城乳業 自分で砕く!!チョコミント セルフチョコレートクラッシュ」は虚無の味がした

忖度なしです

 

終わってしまった夏、終わらないチョコミント

外が暑かろうが暦の上で夏が終わるのと同時に、今年もチョコミントアイスが次々姿を消していきました。

 

ねぇ、どうして!!!!

 

全世界30億人のチョコミントファンは悲しくないのか。筆者(わたし)は悲しい。君ならば書の真意が理解できると

youtu.be

それはいいとして。

 

終わってしまった夏に縋るように、いつも行くセブンイレブンでチョコミントアイスを探します。しかし、すでにチョコミントアイスの姿はどこにもなく、代わりにアイスケースにはマロン系のアイスがずらり。嗚呼きっと世界には栗系アイス信奉者もいるんだろうな、彼らもまた秋の終わりとともに悲しみを抱えながら生きていくんだろうな。

そんな謎の同胞意識を抱きつつケースの端を見ると、そこにあるじゃないですか!

夏の暑さと一緒に消えてしまったチョコミント彼女とまさかの再会。しかも、自分でチョコを砕いて大好きなチョコミント彼女を自分色に染め上げる事ができる。なんて素敵な響きでしょう。

ということで、早速購入です。

 

「食べ物で遊ぶな」っていう言葉の真意を理解した3X歳

やっぱチョコミントだよチョコミントしか勝たん。

そんな気持ちでイートインコーナーに陣取り、早速開封していきます。

周りを覆うように見えるのが、噂のチョコリングとやらでしょうか。食べ方としては、揉んだり砕いたり砕いたりして自分好みのチョコミントアイスを作ろうとのこと。

それでは早速筆者も、揉んで!! 砕いて!! を堪能しましょ……ん?

 

 

 

 

 

 

 

 

かっっった!!!!

 

 

いやガチガチ過ぎて揉むだの砕くだの無理ゲー過ぎる。

都会色に染まって垢抜けた彼女と初めて夜を共に過ごすことになったはいいけど緊張と経験の無さで全然うまく出来ない初心な童貞君ばりに悪戦苦闘しました。チョコリングまじでかてぇんだよ。リングなんてそんな恋心くすぐるもんじゃない、これは拘束具です。チョコミントアイスという美味しさの暴力を抑え込む拘束具を、筆者はこれでもかと破壊していきます。

格闘すること数分。

 

ようやくここまで持ってこれましたが、なんだろう……このそこはかとない徒労感と虚無感。

俺が好きだったチョコミントアイスは、もっとこうインスタントで手軽で、目立った特徴はないけど一緒にいて落ち着ける存在だったのにな……みたいな気持ちになりました。学校から一緒に帰ったり休日は近所のイオンでデートしたりする背伸びしない関係が、チョコミント彼女との思い出だったのに。急に高級フレンチに連れて行かれてもそんなのはチョコミント彼女じゃない。

みたいな妄想に取り憑かれながらも、スプーンは止まることなく。味の方は、それはもう流石の赤城乳業さん、安心安定の味です。ミントが少し強めなので、お好みに合わせてチョコとのバランスを自由に変えられる楽しみは確かにありました。ただ、やっぱめんどくさいのは正直なところ。

空っぽの容器を捨てるとともに、チョコミント彼女とのほんの僅かな一時は終わりです。次に会う時は、昔みたいに飾らない君と会いたいな……

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