この自転車の乗り方が未だにわからない
自転車も高くなったもんだ
日々の生活の中で、朝でも昼でも夜でも自転車に乗っている人とたくさんすれ違います。最近はガソリン代の高騰や自転車そのものの高性能化によって乗る人も増えているらしい話を聞きます。いやでも東京−名古屋間をチャリで行くのはまじで意味がわからない。
筆者は長いこと車生活だったし引っ越してからも原付と電車がメインですが、健康を考えて自転車って選択肢も一応あったんですよ。1万円くらいで買えますしね。と思いながら店頭で見たら、えっ……一番安くて25,000円!?
なんか想像の倍以上したんですけど。まじかよチャリたっけぇなこれなら電動キックボード乗るわ。
とはならないだろうなぁ。是非はありますが、個人的に怪しい海外産のヤツは怖くて乗れたもんじゃありません。
四次元ポケットなん?
そんなLITさんですが、一応自転車には乗れまして。高校3年間は自転車通学でしたので、3年間ろくすっぽ手入れもしてない自転車で通い詰めました。まぁ高校まで歩いて15分くらいなんですけどね。
何度も倒してガタガタになったカゴにリュックやら買い物袋やら部活の道具やら、まぁたくさん詰め込みました。どう考えても無理だろって量を、それこそカゴからはみ出した分を手で押さえながら帰ったりもしたものです。
しかし、世の中上には上がいました。間違いなく上位ランカーです。
駅の近くですれ違ったサラリーマン風のお兄さんなんですが、カゴにスーツケースをぶちこんでました。いや正確にはカゴに入ってなくて(入るわけもない)、スーツケースを押さえながらチャリを漕ぐっていうなかなかにアクロバティックな光景。どこまで帰るのか知りませんが、ああやって家に帰るってことはああやって家から来たわけで。なんともごくろうさまです。
そんな彼または彼女も、自転車オン自転車という奇行の前では霞みます。何を言ってるんだという顔をしてますね? 筆者もその時は宇宙猫になってました。
カゴをテーブルのように使い、車体に対し垂直に、地面に対し平行に自転車を載せて走る、1人の若者。もはや理由もわからなければどうしてその発想に至ったのかもわかりません。曲系の練習でしょうか?
いやぁ、世の中広いもんだ……