社畜はあらゆるものと戦う
こういうことを語り出したらいよいよダメ社会人です
「つまり、仕事っていうのはさ……」
隣りに座ったサラリーマン風の男二人。楽しい昼飯時だというのに、上司らしき中年の男が誇らしげに語ります。
どんなことを言うのかと聞き耳を立てていると、「若いうちは失敗しても許される」「挑戦だと思って、どんどん失敗していってほしい」なかなかどうしてご立派なことを言うじゃありませんか。100万回言われてきたような言葉ではありますが、まぁ真理といえば真理でしょう。ただ、メシの時にする話じゃあねぇよな？ と心の中で毒づいてみたり。メシの時はもっとこう、メシが旨くなることを言ってほしいわけですよ。
なんてことを思いながら、ファミチキを一口。
ってか、どんな立派なこと言ってもここファミマのイートインだからね？ 100円のコーヒー片手に言われてもなんかしょぼいんよ。場所考えな？
働くのはいつだって嫌い
宝くじが当たったら、どうするか。定期的にそんな話題になりますが、筆者の答えはいつだって「失踪」の2文字以外ありません。
当然仕事なんて辞めますし、すべての人間関係を清算して地方都市に小さな家を建ててひっそりと暮らします。
そんなLITさんですが、「お仕事楽しそうだね？」と言われることが稀によくあります。そう思われることがあるというのは、それはLITさんとしては願ったり叶ったりです。ただ、仕事が楽しいと思ったことは一度たりとも思ったことがありません。大富豪の家に生まれなかったばかりに働かないと生きられないから仕方なく働いてるという気持ちは、就活生の頃から一切変わってなくて。
だからこそ、淡々と仕事をこなせるんじゃないかとも思うわけですが。スタートラインが「全部嫌い」で好きになる必要もないことなので「仕事だから」と割り切って死んだ魚の目をして仕事に打ち込めるわけです。
仕事が好きとかこの仕事を通じてなにかを成し遂げたいとか思ってる人ほど病み散らかしてる奴が多いのは（偏見）、きっとそのためなんだろうなと勝手に思ってます（偏見）。あと頼むから仕事にてめぇのクソの役にも立たん拘りを持ち込まないでくれ。そういうのはみんなさっさと独立して一人親方でやってくれ。
っていう想像の話。フィクションだよフィクション。そんなやついないってば。
