ゆたんぽを抱いて寝る。

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【ネタバレ有り】2024年3月30日 TTT2nd仙台公演雑感想【槇原敬之】

やっぱりこのステージ大変に良い

 

完全版は是非初日の記事をご覧ください

3月30日は仙台でまっきーのコンサートを観てきた。

筆者参加の全4公演の2公演目は、勝手知ったる東京エレクトロンホール宮城。初日に続き果てしなく楽しかったので、懲りずに感想を記録していこうと思う。今回は初日とは違い座席から見えた景色や新たな発見を中心にまとめていくつもりなので、初日の雰囲気を思い出したい人は是非そちらの記事をどうぞ。

 

1階席から見るステージの解像度の高さよ

終わったから言うと、今回は『1階10列目』というなかなかの高配置だった。
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これは終演後の写真なのだが、まっきーの顔がはっきりと認識出来るくらいの距離、歌っているまっきーと何度か目が合った……などと大言壮語を吐いてもぎりぎり怒られない距離である。

 

開演3分前、「宜候」のインストアレンジが流れると、それだけで会場は拍手に包まれる。筆者も各地の公演に参加しているが、仙台は特別ノリが良い気がする。

「ANSWER」まっきーの歌い出しは好調で、改めて名曲の名曲たる所以を噛みしめる。筆者の位置からは松本圭司さんがよく見えるのだが、やっぱり松本さんのピアノがめちゃくちゃ素敵。

挨拶を済ませ、そのまま「80km/hの気持ち」「さみしいきもち」「僕の彼女はウエイトレス」と続く。「さみしいきもち」の時に秋山さんと松本さんがめっちゃアイコンタクトしながら弾いている姿が印象的だった。ラブラブかよ。「僕の彼女はウエイトレス」初日の立川では音響の関係なのか歌うのが大変そうに感じたが(実際TACHIKAWA STAGE GARDENは音楽イベントにあまり向かないだのよく言われてる)、今回はまっきーの声もよく出ていて、さすがの調整力に驚かされた。観客も複数回参加者が多くなっているのか、サビラストの身振りや曲終わりの「オーオオオーオオオーオオオー」のコーラスも初日よりかなり練度が上がっているように感じた。コーラスは誰かが曲の切れ目を間違えて笑いが起きてたが、それもまたご愛嬌。

今回演奏陣の顔や動きもつぶさに確認できる場所からの観覧だったが(場所的にトウミさんだけは山本さんと被ってしまって良く見えなかった)、やっぱりバンドメンバーあってのまっきーコンサートだよなと改めて思うなどした。

秋山、山本のダブルギター構成は2人のパフォーマンスも相まって聴き応えだけじゃなく見ごたえもたっぷりだし、毛利さんのコーラスがまじですげぇ。まっきーがたっての希望で入れたという「I need you.」では特にサビ部分のコーラスで毛利さんの存在感がメリメリと出ていた。とにかく毛利さんの活躍が止まらない。コーラスもするし、楽器も演る。それでいてPAさんとの細かい調整もやりながらという、本当になくてはならない存在だ。

豪太さんのドラム、今回は電子ドラムだがその鋭さと力強さはやっぱりカッコよくて、本当に聞いていて惚れ惚れする演奏だ。「2つの願い」や「No.1」のような力強さだけでなく、どの曲においてもドラムの力って偉大だなと感じた。最後会場にピースをくれる豪太さんかわいい。

曲の構成は、ここまでの公演で変更はなし。どのコンサートもだいたい日替わりの曲があるものだが、このまま千秋楽まで行くのかどうか見ものだ。そしてまっきーの喉も心配。初日も感じたが、やっぱりこのセトリ序盤の負担が半端ない。だいたい「僕の彼女はウエイトレス」あたりでしんどくなってそこからおとなしめな曲で持ち直して後半はっちゃけるという流れだが、仙台は「SPY」「Hungry Spider」あたりで結構つらそうだったように見えた。花粉の影響もあるのか、とにかく喉は大事にしてもらいたい。

そうだ、「SPY」といえば笑ってしまったのが真理恵さん。1番のメロ部分は会場の誰よりもノリノリで手を叩き盛り上がっていたのは、他でもない真理恵さんだった。普段から落ち着いて華麗にパーカッションを捌く印象が強かっただけに、そのギャップに笑ってしまった。かわいい。

初日と比べて変化した点としては、ひとつめに恐らくPAさんとの連絡用マイクが設置されたこと。初日は(たぶん)なかったし今までのコンサートでもあまり見られなかったので、今回から実装されたのか仙台だけだったのかは要検証。ただ察するに、コンサートでやってこなかった曲縛りということでまっきーにとっても相当ハイカロリーで調整が難しい曲達揃いだったんじゃないかなと。曲中もこまめにPAさんに指示を出す姿が見られたので、こりゃあ相当大変だったんだと感じた。それでも素敵に歌い上げるんだから、やっぱやまっきーすごいや。次に、「どんなときも。」の歌唱解禁&コール&レスポンス実装。歌唱解禁に関しては恐らく初日もOKだったのだろうが、やっぱりアナウンスがないとこちらも戸惑いを隠しきれなかった。それを「みなさんも一緒に!」と言ってくれたことで「あぁ、歌っていいんだ」という気持ちになり楽しく歌えたのが良かった。半ば定番になったコール&レスポンスが実装されたのも嬉しかった。やっぱり声出しがコンサートの魅力だと、改めて感じる。

こんなところだろうか。兎にも角にも楽しいコンサートだったし、やっぱりこのセトリは90年代マキハラを愛する人達にとっては至高のコンサートだったように思う。残すはあと2つ。楽しみ尽くそう。

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