これは浴衣
今年は夏物を仕立てたい
去年の今頃でしたでしょうか。人生で初めて、着物を仕立てました。生地選びから採寸までしっかりと行ってもらい、約一ヶ月かけて仕立てて貰った木綿の着物。
柄が気に入っているのと、春先から秋口まで広く着こなせるのもあり、大変お気に入りの一着になっています。何より、汚れがついても洗濯機でガラガラと洗えるのが実に素晴らしい。
さて、そんな昨年お世話になった本厚木の「たちばなや」さんで、今年も一着仕立てたいなと思ったりしています。出来ることなら、夏物。盛夏でも着られる小千谷縮が良いと勧められてはいるのですが……その、お値段がですね……。
仕立込みでこのお値段、ちょっと躊躇する間もなく断念してしまいそうです。なにより「安い着物を気軽に着回す」がモットーのLITさんの主義に照らし合わせたときに、このお値段はちょっと反するというかなんというか。ただでさえ今月は諸々の出費がかさんで大変だというのに、来月以降もこれではおまんま食い上げです。
どっかに反物だけおっこちてないかなぁ。なんかこう、道端のモンスター討伐したらドロップするとか、そういうシステムないですかね。
ブログのネタにでもしてみるもんだ
なーんてことを書いた後のことです。
試しに、ネットに古着でも落ちてないかと検索をしてみました。すると……
おい、マジか。
何たる偶然。いや、なんたる嬉しい誤算。
ちょっと調べて「いやーやっぱり売ってなかったですわーーー」とオチを付ける予定だったのが、まさかのあるっていう。新品を仕立てたら6万、反物だけでも3万はくだらない小千谷縮です。このお値段が高いか安いは一目瞭然自明の理です。
今年の夏は、麻の着物で決まり!!
楽しみだなぁ。