こういうのも多分いける
レゴブロックより簡単に組み立てられるのほんと画期的だと思う
同僚が、組立式の収納ケース(組立前)を持って帰ってきました。それも2つ。なんでも、家で使うのに近くのお値段以上のお店で買ってきたはいいものの、家で段ボールを捨てるのが面倒くさいという清々しいほどのクズっぷりを発揮して仕事場へと持ち込んだのでした。
「いやぁ~去年結婚して、しまうものが増えたんですよね〜ヘヘヘ」
ぶん殴ってやろうかと思うのをぐっと抑え込み、筆者はそのまま仕事に戻りました。独身の何が悪いかこちとら国のためにせっせと納税してる選ばれし国民だぞ(酒税)。
5分後。
「えーっと、えーーーーっと…………」
収納ケースと格闘しながら、というよりずっと負けっぱなしの同僚が、そこにいました。今の御時世男だとか女だと言うつもりは毛頭ありませんが、いやお前それは組立てられんだろ箱に書いてある通りだぞ。
「こういうの苦手なんですよねぇ」
苦手ってレベルじゃない……あぁもうじれったい。貸せ!
見かねて同僚からパーツをひったくり、図面とにらめっこ。
うん、10分ありゃできるわ。
得意ってほどじゃありませんが、この手の家具の組立ては慣れている方だと自覚しています。ドライバーも六角レンチも金槌も使わない、ただ嵌めるだけのシンプルな収納ケースです。PGウイングガンダムゼロカスタムの組立てより余程楽です。
そのまま2つ目も組み立て、同僚を呼びます。
「わ~~〜〜ありがとうございま……えぇっ!?」
いちいちうるさい同僚です。
「この2つ……種類が違うじゃないですか!」
見れば、寸法は一緒。しかし、唯一天板の材質だけが異なっていたのです。片方はプラ、もう片方は木。ほんの些細な違いだし別にこのままでいいんじゃないの? 筆者はそう思ったのですが、同僚はそうもいかなかったらしく。
「夫婦で違う収納って、なんか嫌じゃないですか?」
知らんがな独身馬鹿にしてんのか。
「片方買い取ってくれませんか? 半値でいいので」
舐めんないい加減にしろ。
「仕方ないのでこれは別のところに置くとして、新しいの買ってくるんでそれも組み立ててもらっていいですか?」
端材の角で引っ叩いて帰らせました。
ドライバーも六角レンチもなんでもござれ
組立図さえあればベッドまでは組み立てられると思う。
どうもこんばんは、なんちゃって引越屋あがりのLITさんです。
ドヤ顔で収納ケースを組み立てていた筆者ですが、あんなものネジもなければボルトも釘もないわけで。引越もやってた運送屋で事務屋だろうが10年も勤めていれば、嫌でも引越スキルは付くというものです。
段ボールの組み立てから始まって、家具家電の梱包の仕方、持ち運ぶときの諸注意、それから、ベッドの組立。
恐らくですが、引越作業の中で一番頭を悩ませるのがベッドの組立だと思います。あれに比べたらトラックの積付けなんて簡単なものです。一人でもやれます。やりました。もうやりません。
組み立てベッドって、当然ですが引っ越す時はバラすんですよ。バラすのは簡単ですよ。ネジ外して部品を文字通りバラバラにすればいいだけですから。だけどね、戻すのってまじで大変です。皆さんね、ベッドの組立図だの保証書だのってちゃんと保管してますかって話ですよ。ゼーレも人類じゃなくて組立図補完計画を立ててればもっと違ったシナリオがあったんじゃないかと思うくらいに、組立図ってねぇんですよ。そりゃそうですよあんなものいの一番に捨てられるに決まってます。
それを文句垂れながらもパパッと組み立てるベテラン勢の凄さたるや。流石にあれは真似できませんが、筆者も一応多分恐らく組立は出来るんじゃないかなと勝手に思ってます。引越もやれるしベッドも組立てられる、ドラム式洗濯機と大型冷蔵庫以外なら持ち運びもできる。こうやって日一日と1人で生きる訓練を繰り返しているのでしたとさ。
組立てられないのは円滑な人間関係だけです。